合弁企業データの取込み

データ取込みプロセスは索引ベースです。データの取込みを実行するには、次に示す事前定義済の合弁企業索引メタデータのそれぞれに対してプロセスを実行する必要があります:

  • fa-fin-jv-transactions

  • fa-fin-jv-distributions

  • fa-fin-jv-invoices

このプロセスでは、Oracle Search Cloud Service (OSCS)データベースに索引定義が作成され、様々な表の特定の列から合弁企業データが同時にロードされます。

その後のデータ取込みは、ユーザーがOracle Joint Venture Managementプロセスを実行して合弁企業トランザクションを識別し、配分および請求書を作成するときに発生します。このプロセスによってレコードが作成され、既存のレコードが更新されると、索引で定義された属性を使用して、作業領域でも新しいレコードが収集、ロードおよび分類され、既存のレコードが更新されます。

次の場合は、それぞれの索引に対してプロセスを実行する必要があります:

  • 作業領域でデータの初期取込みおよびロードを実行する。

  • リリースの更新またはアップグレード後にデータを再取込みする。

  • "本番からテスト"のデータ移動の実行後にデータを再取込みする。

    "本番からテスト"は、ソースからターゲットのOracle Fusion Cloudアプリケーション・インストールへのアプリケーション・データの移動です。たとえば、本番データを使用してテスト・データベースをリフレッシュした後にデータを再取込みします。

  • アクティブな請求パートナ名または利害関係者名の変更後にデータを再取込みする。

事前定義済の合弁企業索引のそれぞれに対して取込みプロセスを実行するには:

  1. 「ツール」→「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。

  2. 「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  3. 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「タイプ」として「ジョブ」を選択します。

  4. 「名前」フィールドに「索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するESSジョブ」と入力し、[Enter]を押して、「OK」をクリックします。

  5. 「基本オプション」セクションで、「再取込みする索引名」フィールドに入力します:

    • 「合弁企業トランザクション」作業領域についてはfa-fin-jv-transactionsを入力します。

    • 「合弁企業配分」および「合弁企業請求書」作業領域についてはfa-fin-jv-distributionsを入力します。

    • 「合弁企業請求書」作業領域についてはfa-fin-jv-invoicesを入力します。

    注意: このフィールドを空白のままにした場合は、Oracle Search Extension Frameworkを使用するすべての製品について、索引定義が作成され、事前定義済のすべての索引のデータが取り込まれます。
  6. 「発行」をクリックします。