プロジェクト情報を追加するためのデータ・セットの変更

事前定義済データ・セットのSQL問合せを変更して、プロジェクトに関する次のデータ・フィールドを追加できます: 「プロジェクト番号」、「プロジェクト名」、「タスク番号」、「タスク名」、「支出タイプ」および「支出タイプ摘要」。

BI Publisherでは、SQL問合せで指定した表からプロジェクト・データが取得されます。

  1. BI Publisher Enterpriseのカタログにアクセスします。
  2. カタログの「フォルダ」ペインで、「カスタム」フォルダにナビゲートし、「財務」、「合弁企業管理」の順にクリックします。
  3. 「合弁企業合弁成功報酬請求」フォルダをクリックして、事前定義済テンプレートとデータ・モデルにアクセスします。
  4. 「データ・モデル」フォルダの下にある「拡張」をクリックして、フォルダを開きます。これには、合弁成功報酬請求のデータ・モデルが含まれています。「編集」をクリックして、このデータ・モデルを更新します。
  5. 「合弁成功報酬請求」ページで、JVDistributionDetailsデータ・セットを選択します。
  6. 「ダイアグラム」タブが選択されていることを確認し、下にスクロールしてデータ列にアクセスします。
  7. 処理済配分のデータ・フィールドが含まれているJV_DISTRIBUTION_DETAILS列を探します。この列のSQL問合せを更新して、プロジェクト・データを追加します。
  8. この列を選択した状態で、「選択したデータ・セットの編集」(鉛筆アイコン)をクリックします。
  9. 「データ・セットの編集 – JVDistributionDetails」ウィンドウで、関連するセクションのSQL問合せを更新して、プロジェクト・データ・フィールド、プロジェクト・データの取得元の表、およびプロジェクト・データを取得するための条件という3つの情報を追加します。
    事前定義済のSQL問合せには、一般会計トランザクションと補助元帳トランザクションの両方のコードが含まれています。両方のトランザクションについて、これらの部分の問合せを追加する必要があります。
    1. 一般会計トランザクションの問合せについて、ここに太字で表示されている次のコードを追加します。周囲のコードは、コードのコンテキストを識別しやすくするために示されています。
      • プロジェクト・データ・フィールドに関するSQL:

        acch.document_number as JOURNAL_REFERENCE, :P_FROM_DATE,:P_TO_DATE,
        :P_REPORT_DATE,proj.segment1 as PROJECT_NUMBER, proj.name as PROJECT_NAME,
        task.element_number as TASK_NUMBER, task.name as TASK_NAME,
        expen.expenditure_type_name as EXPENDITURE_TYPE_NAME, expen.description as
        EXPENDITURE_DESCRIPTION from jv_distributions dist, jv_transactions tran,
        JV_STAKEHOLDERS_VL stake, gl_code_combinations comb,
      • プロジェクト・データの取得元の表に関するSQL:

        fnd_kf_str_instances_vl struc, fnd_kf_segments_vl seg,
        fnd_kf_labeled_segments labseg , hz_parties party , jv_accounting_headers acch
        , PJF_PROJECTS_ALL_VL proj,PJF_PROJ_ELEMENTS_VL task,PJF_EXP_TYPES_VL expen where
      • プロジェクト・データを取得するための条件に関するSQL:

        and tran.application_id = '-99' and tran.project_id = proj.PROJECT_ID (+)
        and tran.task_id = task.PROJ_ELEMENT_ID (+) and tran.expenditure_type_id =  expen.EXPENDITURE_TYPE_ID (+)
        and tran.header_id = gl.je_header_id and tran.line_num = gl.je_line_num  
    2. 補助元帳トランザクションの問合せについて、ここに太字で表示されている次のコードを追加します。周囲のコードは、コードのコンテキストを識別しやすくするために示されています。補助元帳トランザクションのコードは、コード・タグunion Allの後にあります:
      • プロジェクト・データ・フィールドに関するSQL:

        union ALL select case when :P_TEMPLATE_SOURCE = 'ORA_JV_STAKEHOLDER' then
         stake.STAKEHOLDER_NAME || ' '|| jv.COA_INSTANCE_NUMBER || ' '|| dist.currency_code
         else jv.JOINT_VENTURE_NAME || '_' || stake.STAKEHOLDER_NAME || ' '||
         jv.COA_INSTANCE_NUMBER || ' '|| dist.currency_code end SPLIT_KEY_ATTR ,
        acch.document_number as JOURNAL_REFERENCE,:P_FROM_DATE,:P_TO_DATE,:P_REPORT_DATE
         ,proj.segment1 as PROJECT_NUMBER, proj.name as PROJECT_NAME, task.element_number
         as TASK_NUMBER, task.name as TASK_NAME,expen.expenditure_type_name as
         EXPENDITURE_TYPE_NAME, expen.description as EXPENDITURE_DESCRIPTION from
         jv_distributions dist, jv_transactions tran, JV_STAKEHOLDERS_VL stake,
         gl_code_combinations comb,
      • プロジェクト・データの取得元の表に関するSQL:

        fnd_kf_str_instances_vl struc, fnd_kf_segments_vl seg,
         fnd_kf_labeled_segments labseg , hz_parties party ,jv_accounting_headers acch
         , PJF_PROJECTS_ALL_VL proj,PJF_PROJ_ELEMENTS_VL task,PJF_EXP_TYPES_VL expen where
      • プロジェクト・データを取得するための条件に関するSQL:

        and tran.application_id not in (-99,-10568)and tran.project_id =
        proj.PROJECT_ID (+) and tran.task_id = task.PROJ_ELEMENT_ID (+) and
        tran.expenditure_type_id = expen.EXPENDITURE_TYPE_ID (+) and tran.header_id =
         gl.ae_header_id and tran.line_num = gl.ae_line_num 
  10. 「OK」をクリックして問合せを保存します。
  11. SQL行に字句参照の値を入力するためのウィンドウが表示された場合は、LINESと入力して「OK」をクリックします。
  12. 「保存」アイコンをクリックします。