非運用合弁企業定義の設定

合弁企業定義の作成アプリケーションを使用して、非運用合弁企業の合弁企業定義を作成します。この設定は、運用済合弁企業定義と似ていますが、合弁企業の分類および利害関係者にいくつかの違いがあります。

合弁企業の分類

「分類」を「非運用」に設定することを除き、運用済合弁企業定義と同様に初期詳細を設定します。

利害関係者設定

非運用として分類された合弁企業の場合、合弁企業におけるロールはオペレータ以外のロールです。したがって、自分のロールを表すには、利害関係者をオペレータ以外として設定する必要があります。管理パートナについては、オペレータのロールを使用して利害関係者レコードを設定できます。管理パートナ以外の他の利害関係者をオペレータ以外の利害関係者として設定することもできます。これにより、合弁企業における自分のロールを識別し、この情報をレポートおよび監査目的で使用できます。

利害関係者レコードを設定するときには、次のフィールドに注意してください:

  • 分類: 「オペレータ以外」を選択します。

  • 請求パートナ: 管理パートナ(オペレータ)の請求パートナ・レコードを選択します。

    自分自身をオペレータ以外の利害関係者として分類していますが、管理パートナ(オペレータ)の請求パートナ・レコードを使用します。この設定により、正しいサプライヤ詳細を使用して買掛/未払金請求書を作成できます。

所有権定義設定

非運用合弁企業について識別されたトランザクションを配分するには、その合弁企業における自分の所有割合を反映する所有権定義を作成します。作成する所有権定義は、オペレータが作成した所有権定義の正確なレプリカではない場合があります。たとえば、合弁企業管理で自分の原価トランザクションのシェアのみをインポートした場合、利害関係者が自分のみの所有権定義を設定できます。他の利害関係者の原価トランザクションのシェアもインポートした場合は、所有権定義にそれらの利害関係者を含めることができます。

ノート: 自分が、請求書または仕訳を作成するように設定されている唯一の利害関係者であることを確認してください。他のすべてのオペレータ以外およびオペレータを「配分のみ」として設定して、これらの利害関係者に対して請求書および仕訳が作成されないようにする必要があります。所有権定義に含めることができるオペレータは1つのみです。