3.1 クラスタ状態モニターのサービスの理解

クラスタ状態モニターは、システム・モニター(osysmond)サービスを使用して、オペレーティング・システムのメトリックを収集します。

システム監視サービスについて

システム監視サービス(osysmond)は、各クラスタ・ノードで実行され、監視およびオペレーティング・システム・メトリックの収集をリアルタイムに行うサービスです。システム監視サービスは、高可用性サービス(HAS)のリソースとして管理されます。

osysmondは、収集されたオペレーティング・システム・メトリックをORACLE_BASEのディレクトリの下に保持します。

メトリック・リポジトリは、ローカル・ファイルシステムで自動管理されます。リポジトリの場所とサイズは変更できます。

  • Nodeviewサンプルは、リポジトリ(JSONレコード)に継続的に書き込まれます
  • 履歴データは1時間ごとのzipファイルに自動アーカイブされます
  • アーカイブされたファイルは、デフォルトの保存制限に達すると自動的にパージされます(デフォルト: 200MB)