15.1 ファセット・ナビゲーションについて
この機能は、eコマースまたはカタログ・アプリケーションでよく使用される、ファセットとも呼ばれるグループ集計を実装します。多くのアプリケーションでは、問合せによって返されたヒットのリストを表示するだけでなく、その結果がカテゴリ化されていることが望まれます。
たとえば、eコマース・アプリケーションで、マネジメントという語句に対する問合せに一致するすべての製品をそのファセット情報とともに表示するとします。ファセットには、「製品のタイプ」(本やDVD)、「著者」および「日付」があります。各ファセットに対して、アプリケーションでは一意の値(本やDVD)とその件数が表示されます。「本」カテゴリに分類される、関心がある製品のほとんどをすばやくアセスメントできます。「製品のタイプ」で「本」を選択して、検索をさらに絞り込むことができます。
グループ集計は特定の値を持つドキュメントの数として定義されます。値が同じドキュメント内で繰り返されている場合、そのドキュメントによりその値の合計グループ集計に加えられる件数は1です。グループ件数つまりファセットは、optimized_for search
SDATA
を使用するSDATA
セクションでサポートされています。問合せのファセットの計算をリクエストするには、結果セット・インタフェースを使用します。