最初のノードでの不完全なインストールの続行 最初のノードでインストールが失敗した場合、Oracle Grid Infrastructureの不完全なインストールを続行するにはこの情報を確認します。 rootスクリプトの失敗で、メッセージCLSRSC-400により再起動が必要であることが示される場合、最初のノード(インストールを開始したノード)を再起動します。そうでない場合は、エラー出力に報告されたエラー状態を修正またはクリアします。 必要に応じて、最初のノードにrootとしてログインします。そのノードで再度orainstRoot.shスクリプトを実行します。たとえば: $ sudo -s [root@node1]# cd /u01/app/oraInventory [root@node1]# ./orainstRoot.sh 最初のノードでGridホームのディレクトリに移動し、そのノードで再度rootスクリプトを実行します。たとえば: [root@node1]# cd Grid_home [root@node1]# ./root.sh 他のすべてのノードでインストールを実行します。 レスポンス・ファイルを構成し、インストール用のパスワードを指定します。 インストールを完了するには、Gridインストール所有者としてログインしてから、作成したレスポンス・ファイルを指定して、Oracle Grid InfrastructureホームにあるgridSetup.shを実行します。たとえば、レスポンス・ファイルがgridinstall.rspの場合は次のとおりです。 [grid@node1]$ Grid_home/gridSetup.sh -executeConfigTools -responseFile /u01/app/23.0.0/grid/install/response/gridinstall.rsp 親トピック: 失敗または中断されたインストールおよびアップグレードの完了