Oracle ASMクライアント・データ・ファイルの作成

Oracle ASMクライアント・データ・ファイルを生成し、Oracle Grid InfrastructureをインストールしているOracle ASMクライアント・クラスタ・メンバー・ノードにファイルをコピーします。

Oracle ASMクライアント・データ・ファイルを作成する前にアクセス制御リスト(ACL)を有効にします。
  1. gridユーザーとして、ストレージ・サーバー・クラスタ上にOracle ASMクライアント・データ・ファイルを作成します。
    $ $ORACLE_HOME/bin/asmcmd mkcc client_cluster_name /home/grid/clientcluster.xml 
    [--direct] [--version client_cluster_version] [--guid client_cluster_guid] [--asm]

    ノート:

    クライアント・クラスタのバージョンがストレージ・サーバー・バージョンと異なる場合は、23.0.0.0.0を指定します。クライアント・クラスタ・バージョンが指定されていない場合、ストレージ・サーバー・バージョンが使用されます。
  2. Oracle ASMクライアント・データ・ファイルをクライアント・クラスタ・ノードの安全なパスにコピーします。
    gridユーザーには、Oracle ASMクライアント・データ・ファイルにアクセスするための権限が必要です。Oracle ASM資格証明ファイルにアクセスするための権限を他のユーザーに付与しないことをお薦めします。

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