gridSetup.sh -setupHomeAs

gridSetup.sh -setupHomeAsコマンドは、指定されたグリッド・ホームと同じOracleベースおよび権限オペレーティング・システム・グループを使用してOracle Grid Infrastructureソフトウェアをインストールします。

構文

gridSetup.sh -setupHomeAs source_Oracle_home [-executePrereqs] [-OSDBA sysdba_group] 
[-OSASM osasm_group] [-OSOPER osoper_group] [-clusterNodes list_of_nodes]  
[-ORACLE_BASE Oracle_base_dir] [-executeRootScript [-configMethod ROOT]]

パラメータ

表A-3 gridSetup.sh -setupHomeAsコマンドのパラメータ

パラメータ	必須	説明
-executePrereqs	いいえ	前提条件チェックを実行して、インストールまたは構成プロセスに進む前に、必要なすべての条件および要件が満たされていることを確認します。
-OSDBA sysdba_group	いいえ	SYSDBA権限オペレーティング・システム・グループの名前。デフォルトはdbaです。
-OSASM osasm_group	いいえ	SYSASM権限オペレーティング・システム・グループの名前。
-OSOPER osoper_group	いいえ	SYSOPER権限オペレーティング・システム・グループの名前。
-clusterNodes list_of_nodes	いいえ	指定したソースOracleホームと同じOracleベースおよび権限オペレーティング・システム・グループを使用してOracle Grid Infrastructureソフトウェアをインストールするクラスタ・ノードのカンマ区切りリスト。
-ORACLE_BASE Oracle_base_dir	いいえ	Oracle Grid Infrastructureのインストールに使用するOracleベースの場所への完全なパス。
-help	いいえ	gridSetup.sh -setupHomeAsコマンドのヘルプを表示します。

例

次の例は、3ノードのクラスタで、指定したソースGridホームと同じGridホームを設定する方法を示しています:

gridSetup.sh -setupHomeAs /u01/app/23.0.0/grid -clusterNodes node4,node5 
-OSDBA sysdba -OSASM osasm -OSOPER osoper -ORACLE_BASE /u01/app/grid -clusterNodes node1,node2,node3 -executeRootScript -configMethod ROOT