CREATE_CONFIGURATION

CREATE_CONFIGURATION関数を使用すると、Data Guard Broker構成を作成できます。プライマリ・データベースは自動的に構成に追加されます。プライマリ・データベースのDB_UNIQUE_NAME初期化パラメータの値は、データベースからフェッチされます。

CREATE_CONFIGURATION関数

DBMS_DG.CREATE_CONFIGURATION (
     config_name          IN VARCHAR2,
     primary_ci           IN VARCHAR2,
     severity             OUT BINARY_INTEGER)
RETURN BINARY_INTEGER;

パラメータ

パラメータ 説明
config_name

作成する構成のわかりやすい名前。有効な名前には英数字が含まれます。名前に空白を含める場合は、その名前を二重引用符または一重引用符で囲む必要があります。名前は30バイト以内で指定してください。

primary_ci 完全指定の接続記述子またはOracle Net Servicesのネーミング・メソッド(TNSなど)により解決される名前です。指定した値は、データベース・プロパティDGConnectIdentifierの初期値としても使用されます。
severity この関数によって返されたステータスに関連付けられている重大度。重大度は、次のOracleエラー番号のいずれかになります。
  • ORA-0: 正常に完了しました。
  • ORA-16501: Oracle Data Guard Broker操作に失敗しました
  • ORA-16502: Oracle Data Guard Broker操作は警告付きで成功しました

使用上のノート

  • この関数では、2進整数が返されます。

  • この関数は、プライマリ・データベースに接続している間のみコールできます。

戻り値

エラー 説明
ORA-00000: 正常に完了しました。

Data Guard Broker構成が作成され、プライマリ・データベースが構成に追加されました。

その他

Data Guard Brokerでこのデータベースを変換できませんでした。戻り値で、この失敗の理由が示されます。