SET_PROTECTION_MODE
SET_PROTECTION_MODE
関数を使用すると、構成保護モードを設定できます。
SET_PROTECTION_MODE
関数
DBMS_DG.SET_PROTECTION_MODE (
protection_mode IN VARCHAR2,
severity OUT BINARY_INTEGER)
RETURN BINARY_INTEGER;
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
protection_mode |
設定する保護モードを示す文字列。有効な値を次に示します。
|
severity |
この関数によって返されたステータスに関連付けられている重大度。重大度は、次のOracleエラー番号のいずれかになります。
|
使用上のノート
-
この関数では、2進整数が返されます。
- この関数を使用して保護モードを設定する前に、少なくとも1つのスタンバイが、プライマリから直接REDOを受け取る場合に
SYNC
またはFASTSYNC
モードでREDOを受け取るように構成されていることを確認してください。スタンバイが遠隔同期インスタンスを介してREDOを受け取る場合、遠隔同期インスタンスはSYNC
またはFASTSYNC
モードでREDOを受け取るように構成され、スタンバイはASYNCモードでREDOを受け取るように構成される必要があります。 - 次の表は、構成の保護モードと、REDO転送サービスの対応する最低限の設定を示しています。
保護モード REDO転送 スタンバイREDOログ・ファイルの要否 ファスト・スタート・フェイルオーバーとの併用 MAXPROTECTION
SYNC
はい はい MAXAVAILABILITY
SYNC
またはFASTSYNC
はい はい MAXPERFORMANCE
ASYNC
はい はい 構成のデフォルトの保護モードは
MAXPERFORMANCE
です。 - この関数は、ファスト・スタート・フェイルオーバーが有効になっている場合はコールできません。
MAXPERFORMANCE
からMAXPROTECTION
へのアップグレードは許可されません。まずMAXAVAILABILITY
に変更してから、MAXPROTECTION
にする必要があります。
戻り値
エラー | 説明 |
---|---|
ORA-00000: 正常に完了しました。 |
構成保護モードが正常に変更されました。 |
その他 |
Data Guard Brokerで保護モードを変更できませんでした。戻り値で、この失敗の理由が示されます。 |