B.19 HS_FDS_RECOVERY_ACCOUNT
Oracle Database Gateway for DRDAのHS_FDS_RECOVERY_ACCOUNT初期化パラメータ。
| プロパティ | 説明 |
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デフォルト値 |
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値の範囲 |
任意の有効なユーザーID |
コミット確認トランザクション・モデルに使用するリカバリ・アカウントの名前を指定します。 ユーザー名とパスワードを備えたアカウントをOracle以外のシステムで設定する必要があります。 コミット確認モデルの詳細は、HS_TRANSACTION_MODELパラメータを参照してください。
DRDAの場合、HS_FDS_RECOVERY_ACCOUNTは、分散トランザクションがインダウト状態になった場合にゲートウェイで使用されるユーザーIDを指定します。 このユーザーIDには、パッケージに対する実行権限が必要です。また、IBMデータベースに定義されている必要もあります。
分散トランザクションがインダウト状態になると、Oracle DatabaseはHS_FDS_RECOVERY_ACCOUNTを使用してIBMデータベースに接続し、トランザクションのステータスを確認します。 このパラメータがない場合、ゲートウェイはORARECOVのユーザーIDへの接続を試みます。
リカバリ・アカウントの名前では、大/小文字が区別されます。
親トピック: 初期化パラメータ