手動アップグレードの場合のGIMRからメタデータ・リポジトリへのメタデータの移行

Oracle Grid Infrastructure 23aiに手動でアップグレードした後に、新しいOracle FPPメタデータ・リポジトリにメタデータをインポートするには、この手順を使用します。

Oracle Grid Infrastructure 23ai以降、グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)はサポートされなくなりました。Oracle FPPサーバーには中央メタデータ・リポジトリが必要であるため、Oracle Grid Infrastructure 23aiに手動でアップグレードした後、既存のメタデータをGIMRからOracle FPPメタデータ・リポジトリに移行する必要があります。
Oracle Grid Infrastructure 23aiへのアップグレード時にGIMRを削除する前に、GIMRからメタデータをエクスポートする必要があります。
  1. クラスタ内のすべてのアクティブ・ノードにわたって、単一インスタンスのOracle DatabaseまたはOracle RAC One Node (独自のライセンスを使用)のEnterprise Editionを設定します。
  2. Oracle Grid Infrastructure 23aiのアップグレード中にエクスポートしたメタデータをインポートして、Oracle FPPメタデータ・リポジトリをアップグレードします。
    /u01/app/23.0.0/grid/reposScript.sh -db_home=FPP_repos_database_home -mode="Upgrade" 
    -from_version="19.0.0.0.0" -import_dir=directory_with_exported_FPP_metadata -diskgroup=META