Zipコピーを使用したOracle Databaseのプロビジョニング
Oracle Grid Infrastructure 19cリリース更新(19.11)以降、Oracle FPPでは、ゴールド・イメージを宛先ホストに転送せずにインストールできます。
この機能はzipcopyと呼ばれ、Oracle Databaseホームをプロビジョニングするために使用できます。この機能を使用して、新しいOracle Grid Infrastructureホームをプロビジョニングせずに、宛先ホストに存在するOracle Grid Infrastructureホームをプロビジョニングすることもできます。
ZipCopy機能には、Oracle FPPサーバーとターゲット(Oracle FPPクライアントおよびrhpclient
のないターゲットを含む)間の共有記憶域の要件があります。イメージをOracle FPPサーバーにインポートする場合は、Oracle Homeソフトウェアのzipファイルの場所を入力として指定する必要があります。また、このイメージをプロビジョニングするすべてのターゲットでこのzipファイルにアクセスできるマウント・パスを指定する必要があります。ZipCopy機能を使用してプロビジョニングする場合、Oracle FPPサーバーは、Oracle FPPサーバーからターゲット・ホストにソフトウェアを転送するのではなく、ターゲット・ホストのローカルなマウント・パスですでに使用可能なイメージのzipファイルを使用します。