Oracle FPP Local ModeのOCRへのユーザー・アクション・スクリプトの格納

Oracle Grid Infrastructure 23ai以降では、Oracle FPP Local Modeのユーザー・アクション・スクリプトをOracle Cluster Registry (OCR)に格納できます。

OCRにユーザー・アクション・スクリプトを格納する場合、Oracle Grid InfrastructureまたはOracle Databaseにパッチを適用するたびにユーザー・アクション・スクリプトの場所を指定する必要はありません。

  1. gridユーザーとして、rhphelperコマンドを使用して、ユーザー・アクション・スクリプトの場所をOCRに設定します:
    Grid_home/srvm/admin/rhphelper Grid_home version -setuseractionloc uascriptloc=script_location
    このコマンドは、ユーザー・アクション・スクリプトの場所に設定された値を持つキーをサブツリーOCR.GRIDHOME.FPPLOCAL.UALOCの下に作成します。そのキーはoracleユーザーとgridユーザーの両方で読取り可能です。場所は空のままにして、値をリセットします。
  2. 必要に応じて、Oracle FPP Local Modeを使用してOracle DatabaseまたはOracle Grid Infrastructureにパッチを適用するときに、-ualocパラメータを指定してOCRの場所をオーバーライドできます。