『Oracle Database JDBC開発者ガイド』の今回のリリースにおける変更点
この項では、Oracle Databaseリリース23aiのこのマニュアルでの変更点について説明します。
新機能
この項では、このリリースでの新機能をリストします:
ノート:
Oracle JDBCドライバの機能の完全なリストは、「機能リスト」の項を参照してください。- Oracle AI Vector Searchのサポート
関連項目:
ベクトルの操作 - セッションレス・トランザクションのサポート
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セッションレス・トランザクション - Jakarta APIのサポート
- SNIのサポート
関連項目:
TLS接続に対するSNIサポート - PEMのサポート
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JDBCでのPEMのサポート - SSLContextインスタンスのキャッシュのサポート
- 固定文字セマンティクスのサポート
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固定文字セマンティクスのサポート - JDBCサービス・プロバイダ拡張機能
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JDBCサービス・プロバイダ拡張機能 - トークンベース認証の拡張サポート
- Easy Connect Plus URLでのLDAP/LDAPSのサポート
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LDAPおよびLDAPSのサポート - RADIUSチャレンジ・レスポンス認証のサポート
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チャレンジ・レスポンス認証のサポート - Kerberos認証の拡張
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Kerberos認証の拡張 - Kerberosの制約付き委任のサポート
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Kerberosの制約付き委任のサポート - 証明書の別名および拇印の使用のサポート
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証明書とウォレットの管理について - 標準バッチ更新のパフォーマンス強化
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バッチの処理について - パイプライン化されたデータベース操作のサポート
- RSIでのデータ・ロード・モードのサポート
- 注釈のサポート
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注釈のサポート - Oracle True Cacheのサポート
- Bequeathプロトコルのサポート
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Bequeathプロトコルのサポート - SQL
BOOLEAN
データ型のサポート - 拡張されたクラウド対応の診断機能
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JDBCの診断機能 - マルチプールDRCPのサポート
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DRCPでのマルチプールのサポート - 透過的アプリケーション・コンティニュイティ(TAC)による再開可能カーソルのサポート
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再開可能カーソルのサポート DBMS_ROLLING
操作時のトランザクション・ガードのサポートDBMS_ROLLING
パッケージの使用による、ローリング・アップグレードでのトランザクション・ガードのサポートにより、アップグレード・プロセス全体でコミット結果が保証されます。関連項目:
データベース開発ガイド- JSON配列ペイロード・タイプのエンキューとデキューのサポート
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パッケージoracle.sql.json - 長さ1024バイトのパスワードのサポート
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長いパスワードのサポート - Oracle Databaseリリース23ai以降では、接続プールを使用しないJDBCアプリケーションに、接続プーリングのサポートが暗黙的に提供されます。そのため、アプリケーションで明示的に接続が閉じられない場合でも、実行時に、アプリケーションによってデータベース操作が開始および完了されるときに、データベース常駐接続プール(DRCP)サーバーがアプリケーション接続に対して自動的に割り当てられます。
関連項目:
Oracle Database開発ガイド
非推奨となった機能
この項では、このリリースでの非推奨となっている機能を示します。
JDBC OCIドライバの非推奨
JDBC OCIドライバまたはタイプ2のクライアント・ドライバは、Oracle Database 23aiでは非推奨となっています。Oracle JDBCドライバでOpen Database Connectivity (ODBC)を使用するほとんどのJavaアプリケーションでは、Thinドライバを使用します。顧客の要件により適切に対応するためにリソースを割り当てられるように、JDBC-OCIドライバは非推奨になっています。
Blob、ClobおよびBFileのメソッドの非推奨
インタフェースoracle.jdbc.OracleBlob
、oracle.jdbc.OracleClob
およびoracle.jdbc.OracleBfile
のメソッドopen()
、close()
およびisClosed()
が非推奨になっています。
これらのメソッドは、openLob()
、closeLob()
およびisClosedLob()
メソッドに置き換えられています。メソッドclose()
は、タイプjava.lang.AutoCloseable
と競合します。独自メソッドclose()
を削除すると、OracleBlob
、OracleClob
およびOracleBfile
インタフェースが将来的にAutoCloseable
インタフェースを拡張できるようになります。open()
およびisClosed()
メソッドは、これらのメソッドの合理的な名前を維持するために削除され、置き換えられます。