OCCI Instant Clientの環境変数
Oracle Instant Clientのインストールに影響を与える可能性のあるいくつかの共通Oracle環境変数について学習します。
表6-6 Oracle Instant Clientの共通環境変数
| 環境変数 | 説明 | 詳細情報 |
|---|---|---|
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LD_LIBRARY_PATH |
Linuxおよび一部のUNIXプラットフォームで使用されます。これを設定して、Oracle Instant Clientライブラリを含めます。たとえば、 ノート: Instant Client RPMをインストールした場合、またはライブラリが |
Oracle Database管理者リファレンス |
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NLS_LANG |
必要に応じて、NLS_LANG環境変数を設定します。NLS_LANG環境変数では、クライアント・アプリケーションとデータベース・サーバーで使用される言語および地域を設定します。また、クライアント・プログラムによって入力または表示されるデータの文字セットである、クライアントの文字セットも設定されます。 設定されていない場合、Oracle Instant Clientではデフォルト値が選択されます。 |
『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』 |
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TNS_ADMIN |
TNS_ADMINが設定されていない場合は、 |
Oracle Database Net Services管理者ガイド |
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ORA_TZFILE |
Oracle Instant Clientでは、ORA_TZFILE環境変数を使用して、ファイル・システムからタイムゾーン・ファイルを読み取ることができます(この環境変数が設定されている場合)。 ORA_TZFILEをタイムゾーン・ファイル名に設定する方法の詳細は、「タイムゾーン環境変数の設定」を参照してください。 |
『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』 |
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ORA_SDTZ |
デフォルトのセッション・タイムゾーンを指定します。 |
Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド |
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ORA_SUPPRESS_ERROR_URL |
この環境変数をTRUEに設定すると、OCIErrorGet()関数を呼び出すアプリケーションでエラー・ヘルプURLの生成が無効になります。 |
『Oracle Call Interface開発者ガイド』 |
ノート:
Oracle Instant ClientインストールにORACLE_HOME環境変数を設定しないでください。親トピック: Oracle Instant Clientのインストール