永続メモリー・データベース用のDAX対応ファイル・システムの使用について

fsdaxによって提供されるバイト・アドレス可能性を利用するには、永続メモリー(PMEM)データベース用にXFSをDAXモードでマウントする必要があります。

PMEMファイルストアは、データベース・データ・ファイルおよび制御ファイルに使用できます。パフォーマンス上の理由から、REDOログ・ファイルは、独立したファイルとしてファイル・システムに保存することをお薦めします。

Oracle DatabaseでPMEMデバイスを使用するには、次のステップを実行します。

  1. PMEMデバイスをfsdaxモードで構成します。
  2. DAX対応ファイル・システム(XFS)をPMEMデバイスに作成します。
  3. daxマウント・オプションを使用して、ファイル・システムをマウントします。
  4. Oracle DatabaseインスタンスをNOMOUNTモードで起動します。
  5. CREATE PMEM FILESTORE SQLコマンドを実行して、DAX対応ファイル・システムでファイルをPMEMファイルストア用のバッキング・ファイルとして作成して使用します。
  6. データベース(表領域)をPMEMファイルストアに作成します。

要件

  • システム上で、IntelマザーボードおよびIntel永続メモリー(PMEM)ストレージ・デバイスを構成しておく必要があります。