永続メモリー・データベース用のDAX対応ファイル・システムの使用について
fsdaxによって提供されるバイト・アドレス可能性を利用するには、永続メモリー(PMEM)データベース用にXFSをDAXモードでマウントする必要があります。
PMEMファイルストアは、データベース・データ・ファイルおよび制御ファイルに使用できます。パフォーマンス上の理由から、REDOログ・ファイルは、独立したファイルとしてファイル・システムに保存することをお薦めします。
Oracle DatabaseでPMEMデバイスを使用するには、次のステップを実行します。
- PMEMデバイスを
fsdax
モードで構成します。 - DAX対応ファイル・システム(XFS)をPMEMデバイスに作成します。
dax
マウント・オプションを使用して、ファイル・システムをマウントします。- Oracle Databaseインスタンスを
NOMOUNT
モードで起動します。 CREATE PMEM FILESTORE SQL
コマンドを実行して、DAX対応ファイル・システムでファイルをPMEMファイルストア用のバッキング・ファイルとして作成して使用します。- データベース(表領域)をPMEMファイルストアに作成します。
要件
- システム上で、IntelマザーボードおよびIntel永続メモリー(PMEM)ストレージ・デバイスを構成しておく必要があります。
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