2 Oracle Database用のサーバーの確認および構成
Oracle Databaseをインストールするサーバーがインストールに関する最小要件を満たしていることを確認します
この項では、Oracle Databaseのインストールを完了するためのサーバーの最小要件について説明します。システム・リソースのガイドラインや、特定のワークロードに関するその他のチューニング・ガイドラインについては説明していません。
- X Window Systemを使用したリモート・システムへのログイン
ランタイム設定でグラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)への直接ログインを禁止しているリモート・システムにログオンしてOracle Universal Installer (OUI)を実行するには、この手順を使用します。 - リモート表示およびX11転送の構成の設定
リモート端末で作業している場合で、ローカル・システムが1つの表示しか持たない(通常の状態)場合は、次の構文を使用してユーザー・アカウントのDISPLAY
環境変数を設定してください。 - サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認
サーバー構成に関する情報を収集するには、この手順を使用します。 - 端末出力コマンドが原因のインストール・エラーの回避
Oracle Grid Infrastructureのインストール中、OUIは、SSHを使用してコマンドを実行したり、他のノードにファイルをコピーします。システム上の隠しファイル(.bashrc
や.cshrc
など)に端末出力コマンドが含まれていると、インストール中にmakefile
やその他のインストールに関するエラーが発生します。 - Oracle Exadata Database MachineでのOracle Databaseソフトウェアのインストールについて
ExadataにOracle Databaseをインストールするための様々な方法について説明します。