アカウントのロック解除およびOracle Databaseユーザー・パスワードのリセット
SYS、SYSTEMおよびDBSMPを除く、すべてのOracleシステム管理アカウントのパスワードは、インストール後に取り消されます。ロックされているアカウントを使用する前に、ロックを解除してパスワードをリセットする必要があります。
インストール時に事前構成済データベースを作成しても、データベースの使用に必要なアカウントのロックを解除していない場合は、次の手順を使用してアカウントをロック解除およびリセットする必要があります。
特定のユーザー・アカウントに対してデータベースへのアクセスを一時的に拒否するには、ユーザー・アカウントをロックします。そのユーザーが接続しようとしても、データベースによってエラー・メッセージが表示され、接続は許可されません。そのユーザーに対して再度データベースへのアクセスを許可する場合は、ユーザー・アカウントのロックを解除します。
ノート:
Oracle Enterprise Manager Database Express (EM Express)は、Oracle Databaseリリース23aiでサポートが終了しました。
EM Expressのかわりに、OCI Database Managementサービス、Oracle Enterprise Manager Cloud Control、Oracle SQL Developer WebまたはOracle SQL Developerデスクトップ製品から、要件およびデプロイメント・タイプ(クラウド、オンプレミスまたはハイブリッド)に適合するツールを選択することをお薦めします。
- データベース・パスワードの要件
データベースを保護するには、事前定義されたユーザー・アカウント用のパスワードであっても、Oracle推奨のパスワード要件を満たすパスワードを使用します。 - Oracle Databaseシステム権限アカウントおよびパスワード
アカウントをロック解除し、パスワードを変更する準備として、インストール後に次のシステム権限アカウントを確認します。 - システム権限アカウント・パスワードの変更に関するガイドライン
Oracle Databaseシステム権限アカウント・パスワードの変更に関する次のルールに従います。 - SQL*Plusの使用によるアカウントのロックとロック解除およびパスワードのリセット
アカウントをロックまたはロック解除する方法、およびユーザー・アカウント・パスワードをリセットする方法を学習するには、このSQL*Plusプロシージャを使用します。
親トピック: インストール後の必須作業