4 Oracle Instant Clientのインストール後の作業
Oracle Instant Clientソフトウェアをインストールした後に、これらのインストール後作業をすべて行います。
Oracle Instant Clientの使用
sdk/demo/demo.mk
ファイルを使用する場合は、次のステップを実行します。
関連トピック
Pro*C/C++の構成
PATH
環境変数の設定に、Cコンパイラの実行可能ファイルを含むディレクトリが指定されていることを確認します。gcc
コンパイラ実行可能ファイルのデフォルト・ディレクトリは/usr/bin
です。
ノート:
ISO C99エラー/警告を抑制するには、Cプログラムのコンパイル時にオプション-Wno-error=
または--std=gnu89
を使用します。stdlib.h
の前に必ずstdio.h
をPCプログラムに含めます。
関連トピック
Oracle DatabaseへのOracle Instant Clientの接続
次のいずれかの接続文字列を使用して、Oracle Instant Clientアプリケーションのデータベース接続情報を指定します。
-
Oracle簡易接続文字列
詳細は、簡易接続ネーミング・メソッドの構成を参照してください。
-
Oracle Net接続記述子文字列
詳細は、ローカル・ネーミング・パラメータの概要を参照してください。
-
接続記述子へのネット・サービス名マッピング
詳細は、接続記述子についてを参照してください。
NLS_LANG環境変数の設定
NLS_LANG
は、Oracleソフトウェアのロケール動作を指定する環境変数です。この変数では、クライアント・アプリケーションとデータベース・ユーザー・セッションに使用する言語および地域を設定します。また、クライアント用の文字セットも設定します。これは、SQL*Plusなど、Oracleクライアント・プログラムにより入力または表示されるデータの文字セットです。
ノート:
表示されるデータの文字セットは、使用しているキーボード・ドライバやフォントなどのオペレーティング・システムの環境によって決定されます。NLS_LANG
文字セットがオペレーティング・システムに適合している必要があります。
グローバリゼーション・サポートの詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の「グローバリゼーション・サポート環境の設定」を参照してください。