1.2 データベース・インスタンスの理解
データベースには1つ以上のインスタンスがあります。インスタンスは、システム・グローバル領域(SGA)と呼ばれるメモリー領域とOracleバックグラウンド・プロセスからなります。
インスタンスのメモリーおよびプロセスは、関連付けられたデータベースのデータを効率よく管理し、データベース・ユーザーに提供します。
ノート:
インスタンスは、Oracle XML DBなど、他のサービスも管理します。
次の図では、sales
とfinance
という2つのデータベース・インスタンスを示します。各インスタンスは、それぞれのデータベースとサービス名に対応付けられています。
インスタンスはインスタンス名で識別されます(この例では、sales
やfinance
などです)。インスタンス名は、INSTANCE_NAME
初期化パラメータで指定されます。インスタンス名のデフォルトは、データベース・インスタンスのOracleシステム識別子(SID)です。
一部のハードウェア・アーキテクチャでは、複数のコンピュータがデータ、ソフトウェアまたは周辺装置へのアクセスを共有できます。Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)では、単一の物理データベースを共有する異なるコンピュータ上で複数のインスタンスを実行することで、このようなアーキテクチャを活用できます。
次の図では、Oracle RAC構成を示します。この例では、2つのインスタンス、sales1
とsales2
が1つのデータベース・サービス、sales.us.example.com
に対応付けられています。
親トピック: Oracle Net Servicesの概要