一般

適応的な結果キャッシュ・オブジェクト除外

適応的な結果キャッシュ・オブジェクト除外では、結果キャッシュの使用が特定のオブジェクトにとって有益でない場合、無効化の数、結果キャッシュの使用によるコスト削減などの統計的証拠に基づいて、データベースではこれらのオブジェクトをブロックリストに登録することを決定します。除外の対象となるオブジェクトを完全に制御して、対象となるすべてのオブジェクトに対して結果キャッシュを引き続き使用できるようにします。

利点がないオブジェクトや結果キャッシュに悪影響を与えるオブジェクトを適応的に除外すると、全体的な開発および管理ワークロードが減少します。ただちにデータベース・パフォーマンスを向上させることができます。

ドキュメントの表示に関する項

コンパイル時のSQL例外の自動診断および修復

自動エラー軽減は、SQL文が失敗する原因となる多くの重大なコンパイル時のSQL例外を自動的に検出して修復します。SQLコンパイル中に重大な内部エラーが発生した場合、例外はトラップされ、フォアグラウンド・プロセスは文を再解析して問題を回避します。再解析が成功すると、SQLパッチを使用して今後のハード解析の回避策が永続化され、SQL文の解析セッションは中断することなく、例外を受信せずに続行されます。

この機能により、アプリケーションの堅牢性とそのサービス・レベルが向上します。

ドキュメントの表示に関する項

オブジェクト・ストレージ上の読取り専用表領域

読取り専用表領域をOracle Object Storageに、およびOracle Object Storageから透過的に移動でき、それにより、データベースの一部をクラウド内の低コストのストレージに格納できます。

表領域をOracle Object Storageに移動できることで、データ・ライフサイクル管理計画が可能になり、データを、そのビジネス価値またはアクセス頻度に基づいて、最もコスト効率の高いストレージ層に格納できるようになります。

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統合メモリー

統合メモリーは、Oracle Databasesの柔軟で単純なメモリー構成で、単一のパラメータを使用してデータベース・メモリー割当てを制御し、メモリー構成を変更するためのシステム再起動の必要性を削減または排除します。統合メモリーは、複数のワークロードの高密度データベース統合環境で特に役立ちます。

統合メモリーにより、メモリー管理が簡素化され、中断を最小限に抑えながら高度に統合された環境で複数のワークロードを実行できます。SGA_TARGETPGA_AGGREGATE_LIMITなどの個別のパラメータを使用するかわりに、データベース・インスタンス・メモリーを構成するための単一パラメータMEMORY_SIZEを設定する方が簡単です。

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