Data Guard

ハイブリッド障害時リカバリ構成でのOracle Data GuardのREDO復号化

Oracle Data Guardでは、クラウド・データベースが透過的データ暗号化(TDE)で暗号化され、オンプレミス・データベースが暗号化されていないハイブリッド・クラウド障害時リカバリ構成でREDO操作を復号化できるようになりました。

Data Guardを使用したハイブリッド障害時リカバリ(DR)は、より柔軟で簡単に構成できるようになりました。Oracle Databaseのハイブリッド障害時リカバリでは、停止とデータ保護を拡張して、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)の自動化とリソースを活用できます。オンプレミス・データベースが透過的データ暗号化(TDE)で暗号化されていない場合でも、OCIで障害時リカバリを迅速に構成できるようにすることで、ハイブリッド障害時リカバリ環境を構成し、OCIのクラウド・データベースを使用するDR構成用にオンプレミス・データベースを準備するために必要なステップが大幅に削減されました。

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PDBごとのData Guard統合の機能拡張

プラガブル・データベースごとの新しいOracle Data Guardアーキテクチャでは、プラガブル・データベースに対するより詳細な制御が提供されるため、個別にスイッチオーバーおよびフェイルオーバーできます。プラガブル・データベースごとのOracle Data Guardの機能拡張には、設定と検証の簡略化、一時ファイルの自動追加、管理およびハウスキーピングの向上、および問合せオフロード用にオープンしているターゲット・プラガブル・データベース(プラガブル・データベース・レベルのリアルタイム問合せ機能)が含まれています。

マルチテナント・アーキテクチャが提供する柔軟性と高い統合率を維持しながら、Data Guardの保護を使用することで、運用コストを削減できます。

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