OracleConfigurationProviderクラス

OracleConfigurationProviderクラスには、アプリケーションが使用できるODP.NETの一元化された構成プロバイダを指定する列挙値が含まれます。

クラスの継承

System.Object

  Oracle.ManagedDataAccess.OracleConfigurationProvider

宣言

// C#
public sealed class OracleConfigurationProvider : IComparable

要件

プロバイダ ODP.NET管理対象ドライバ ODP.NET Core

アセンブリ

Oracle.ManagedDataAccess.dll

Oracle.ManagedDataAccess.dll

ネームスペース

Oracle.ManagedDataAccess.Client

Oracle.ManagedDataAccess.Client

.NET Framework

システム要件を参照してください

-

.NET (Core)

-

システム要件を参照してください

備考

OracleConfigurationProviderは、技術的にはクラスですが、機能的には、可能な値の事前定義済リストを持つ列挙です。ビット単位のOR演算子'|'を使用して、複数の列挙値を結合します。

このクラスは、OracleConfiguration.OracleConfigurationProvidersプロパティにのみ適用できます。sqlnet.oraまたは.NET構成ファイルには使用できません。

メンバー名 説明

None

すべての構成プロバイダを無効にします。

Azure

Azureアプリケーション構成プロバイダを有効にします

OCIObject

Oracle Cloud Infrastructure (OCI)構成プロバイダを有効にします

File

ローカル・ファイル・プロバイダを有効にします

AzureVault

Azure Vault構成プロバイダを有効にします

OCIVault

OCI Vault構成プロバイダを有効にします

All

すべての構成プロバイダを有効にします。これはデフォルト値です。

Allのプロパティのデフォルト値は、将来のODP.NETバージョンでは定数のままです。Allでサポートされている構成プロバイダのリストは、今後増加する可能性があります。

スレッド安全性

このクラスにはパブリック静的メソッドのみがあるため、完全にスレッド・セーフです。