RowsToFetchPerRoundTrip
このプロパティは、データベース・ラウンドトリップ当たりの合計取得行数を指定します。
宣言
// C#
public Int64 RowsToFetchPerRoundTrip { get; set; }プロパティ・タイプ
System.Int64
備考
このプロパティにデフォルト値はありません。設定されていない場合、ODP.NETはこのプロパティを無視します。
1回のラウンドトリップでフェッチされた行データは、スカラー型(NUMBER列やVARCHAR2列など)にのみ適用されます。結果セットにLOB、UDT、XMLTypeなどの参照データ型が存在する場合は、個別のラウンドトリップで取得されます。参照型のデータ・サイズは行ごとに大きく異なる場合があるため、これらの参照型には独自のフェッチ・チューニング・パラメータを設定できます。
RowsToFetchPerRoundTripは、OracleCommandがOracleConnection、OracleCommand、OracleDataReaderまたはOracleRefCursorで実行される前または後に設定できます。また、初期データ・フェッチ後に値を変更して、後続のラウンドトリップでフェッチされる行数を増減することもできます。OracleConfigurationの場合、このプロパティは最初の接続がオープンされる前にのみ設定できます。