15.20 SEM_APIS.ANALYZE_RDF_GRAPH
形式
SEM_APIS.ANALYZE_RDF_GRAPH(
rdf_graph_name IN VARCHAR2,
estimate_percent IN NUMBER DEFAULT to_estimate_percent_type (get_param('ESTIMATE_PERCENT')),
method_opt IN VARCHAR2 DEFAULT get_param('METHOD_OPT'),
degree IN NUMBER DEFAULT to_degree_type(get_param('DEGREE')),
cascade IN BOOLEAN DEFAULT to_cascade_type(get_param('CASCADE')),
no_invalidate IN BOOLEAN DEFAULT to_no_invalidate_type (get_param('NO_INVALIDATE')),
force IN BOOLEAN DEFAULT FALSE),
network_owner IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
network_name IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);説明
指定されたRDFグラフのオプティマイザ統計を収集します。
パラメータ
- rdf_graph_name
-
RDFグラフの名前。
- estimate_percent
-
RDFグラフの情報を含む内部表パーティション内の、評価される行の割合(
NULLは計算を意味します)。有効なレンジは、[0.000001,100]です。定数DBMS_STATS.AUTO_SAMPLE_SIZEを使用すると、有効な統計を生成するための適切なサンプル・サイズがOracleにより決定されます。これが通常のデフォルトです。 - method_opt
-
RDFグラフの情報を含む内部表パーティションに対して、次のいずれかのオプション(または両方の組合せ)を受け入れます。
-
FOR ALL [INDEXED | HIDDEN] COLUMNS[size_clause] -
FOR COLUMNS[size clause] column|attribute [size_clause] [,column|attribute [size_clause]...]
size_clauseは、size_clause := SIZE {integer | REPEAT | AUTO | SKEWONLY}として定義されます。columnは、column := column_name | (extension)として定義されます。- integer: ヒストグラム・バケット数。範囲は[1,254]である必要があります。- REPEAT: すでにヒストグラムがある列に対してのみ、ヒストグラムを収集します。- AUTO: 列のデータ分布とワークロードに基づいて、ヒストグラムを収集する列が決まります。- SKEWONLY: 列のデータ分布に基づいてヒストグラムを収集する列が決まります。- -
column_name: 列の名前。 - -
extension: 式または(column_name,column_name[, ...])の形式で指定された列グループ。
通常のデフォルトは、
FOR ALL COLUMNS SIZE AUTOです。 -
- degree
-
RDFグラフの情報を含む内部表パーティションの索引に関する並列度です。通常、
degreeのデフォルト値はNULLで、CREATE TABLE文またはALTER TABLE文のDEGREE句で指定された表のデフォルト値が使用されます。初期化パラメータに基づいてデフォルト値を指定するには、定数DBMS_STATS.DEFAULT_DEGREEを使用します。値にAUTO_DEGREEを指定すると、並列度が自動的に決定されます。オブジェクトのサイズに応じて、1(シリアル実行)またはDEFAULT_DEGREE(CPU数と初期化パラメータに基づくシステム・デフォルト値)になります。 - cascade
-
RDFグラフの情報を含む内部表パーティションの索引に関する統計を収集します。定数
DBMS_STATS.AUTO_CASCADEを使用すると、索引統計を収集するかどうかがOracleにより決定されます。これが通常のデフォルトです。 - no_invalidate
-
TRUEに設定した場合、依存カーソルは無効化されません。FALSEに設定した場合、依存カーソルは即時に無効化されます。DBMS_STATS.AUTO_INVALIDATE.を使用すると、従属カーソルを無効化するかどうかがOracleにより決定されます。これが通常のデフォルトです。 - force
-
TRUEに設定すると、RDFグラフがロックされている場合でも統計が収集されます。FALSE(デフォルト)に設定すると、グラフがロックされている場合は統計が収集されません。 - network_owner
-
RDFネットワークの所有者。(表1-2を参照してください。)
- network_name
-
RDFネットワークの名前。(表1-2を参照してください。)
使用に関するノート
クラスタ、ドメインおよび結合索引を除いて、索引統計コレクションはパラレル化できます。
このプロシージャは、RDFグラフに関する情報を含む内部表パーティションのオプティマイザ統計を収集するDBMS_STATS.GATHER_TABLE_STATSプロシージャを内部的にコールします。DBMS_STATS.GATHER_TABLE_STATSプロシージャについては、『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』を参照してください。
「セマンティク・モデルおよびセマンティク・ネットワークの統計の管理」を参照してください。
RDFネットワークのタイプおよびオプションの詳細は、「RDFネットワーク」を参照してください。
例
次の例では、familyという名前のRDFグラフの統計を収集します。
EXECUTE SEM_APIS.ANALYZE_RDF_GRAPH('family');親トピック: SEM_APISパッケージのサブプログラム