15.28 SEM_APIS.CLEANUP_FAILED

形式

SEM_APIS.CLEANUP_FAILED(
     rdf_object_type  IN VARCHAR2, 
     rdf_object_name  IN VARCHAR2),
     options          IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
     network_owner    IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
     network_name     IN VARCHAR2 default NULL);

説明

指定したルールベースまたは伴意が失敗の状態にある場合、それらを削除します。

パラメータ

rdf_object_type

RDFオブジェクトのタイプ。RULEBASE (ルールベースの場合)またはRULES_INDEX (伴意(ルール索引)の場合)。

rdf_object_name

rdf_object_typeタイプのRDFオブジェクトの名前。

options

(現在は使用されていません。)

network_owner

RDFネットワークの所有者。(表1-2を参照してください。)

network_name

RDFネットワークの名前。(表1-2を参照してください。)

使用に関するノート

このプロシージャは、指定したRDFオブジェクトが失敗の状態にあるかどうかをチェックし、オブジェクトが失敗の状態にある場合、プロシージャはそのオブジェクトを削除します。

ルールベースまたは伴意が失敗の状態になるのは、そのオブジェクトの作成中にシステム障害が発生した場合です。ルールベースまたは伴意が失敗の状態にあるかどうかをチェックするには、それぞれSDO_RULEBASE_INFOビュー(「推論: ルールとルールベース」を参照)またはSDO_RULES_INDEX_INFOビュー(「推論グラフ」を参照)のSTATUS列の値がFAILEDであるかどうかを確認します。

ルールベースまたは伴意が失敗の状態にない場合、このプロシージャは何のアクションも実行せず、成功のステータスを戻します。

RDFオブジェクトが現在使用されている場合、例外が生成されます。

RDFネットワークのタイプおよびオプションの詳細は、「RDFネットワーク」を参照してください。

次の例では、ルールベースfamily_rbが失敗の状態にある場合にのみ、そのルールベースを削除します。

EXECUTE SEM_APIS.CLEANUP_FAILED('RULEBASE', 'family_rb');