2.112 DEBUG_LOG_MAX_SIZE

DEBUG_LOG_MAX_SIZEは、デバッグ・ログの最大サイズ(バイト単位)を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

大整数

構文

DEBUG_LOG_MAX_SIZE = integer [K | M | G]

デフォルト値

1000M

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

いいえ

値の範囲

0, 50MB以上。上限は、オペレーティング・システム依存。

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、異なる値を指定可能。

デバッグ・ログの領域は、各50 MBのセグメントで割り当てられます。したがって、このパラメータのデフォルト値1000 MBは、デバッグ・ログの最大サイズが20セグメントで、それぞれのサイズが50 MBであることを示します。

このパラメータを50 MBの倍数ではない値に設定すると、有効な最大デバッグ・ログ・サイズは50 MBの次の倍数になります。たとえば、次の文は最大デバッグ・ログ・サイズに120 MBを指定しています。ただし、有効な最大デバッグ・ログ・サイズは150 MB (50 MBの3セグメント)になります。

ALTER SYSTEM SET DEBUG_LOG_MAX_SIZE = 120M;

このパラメータを0に設定すると、50 MBのXMLデバッグ・ログ・セグメントが無制限に生成される可能性があり、デバッグ・テキスト・ログ・ファイルは無制限のサイズに拡張できる単一のセグメントで構成されます。

50 MB未満の値(0以外)を指定すると、エラーが発生します。

ノート:

このパラメータは、Oracle Database 23aiリリース更新23.9以降で使用できます。