2.124 DRCP_CONNECTION_LIMIT

DRCP_CONNECTION_LIMITは、PDBのデータベース常駐接続プーリング(DRCP)接続の最大数を指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

整数

デフォルト値

CDB$ROOT: 0 (無制限)

PDBの場合:

  • SESSIONSの永続値がPDBに対して明示的に設定され(ALTER SYSTEM SET SESSIONS = n SCOPE={SPFILE|BOTH})、その後PDBが再起動された場合、デフォルト値は(10 * SESSIONS)です。

  • それ以外の場合、PDBはCDB$ROOTからこのパラメータの値を継承します。

変更可能

ALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

値の範囲

0以上。上限は、オペレーティング・システム依存。

0は、DRCP接続の数に制限がないことを指定します。

基本

いいえ

Oracle RAC

インスタンスごとに異なる値を使用可能。

DRCP_CONNECTION_LIMITは、PDB継承パラメータです。CDB$ROOTのこのパラメータの値は、CDB全体の制限ではありません。これは各PDBのデフォルト値です。