2.215 MANDATORY_USER_PROFILE
MANDATORY_USER_PROFILEでは、CDBまたはPDBの必須ユーザー・プロファイルを指定します。
| 特性 | 説明 |
|---|---|
|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
|
構文 |
|
|
デフォルト値 |
デフォルト値なし |
|
変更可能 |
|
|
PDBで変更可能 |
はい |
|
基本 |
いいえ |
|
Oracle RAC |
複数インスタンスには、同じ値を使用する必要がある。 |
profile_nameには、必須ユーザー・プロファイルの名前を指定します。必須ユーザー・プロファイルは、次のSQL文を使用してCDBルートに作成される共通プロファイルです。
CREATE MANDATORY PROFILE ... CONTAINER = ALL;MANDATORY_USER_PROFILEの値は、CDBルートまたはPDBで設定できます。
-
CDBルートでこのパラメータを設定すると、指定した必須ユーザー・プロファイルがCDBルートおよびすべてのPDBに適用されます。
-
PDBでこのパラメータを設定すると、指定した必須ユーザー・プロファイルがそのPDBにのみ適用され、CDBルートの必須ユーザー・プロファイル(存在する場合)がオーバーライドされます。
CDBルートまたはPDBでMANDATORY_USER_PROFILEの値を設定できるのは、共通に付与されるALTER SYSTEM権限または共通に付与されるSYSDBA権限を持つ共通ユーザーのみです。これにより、ローカルPDB管理者はCDBルートで施行される制限を回避できなくなります。
関連項目:
必須ユーザー・プロファイルの詳細は、Oracle Databaseセキュリティ・ガイドを参照してください。