2.333 READ_ONLY
READ_ONLYは、ユーザー・セッションの読取り専用モードを有効または無効にします。
| 特性 | 説明 |
|---|---|
|
パラメータ・タイプ |
ブール値 |
|
デフォルト値 |
|
|
変更可能 |
|
|
PDBで変更可能 |
いいえ |
|
値の範囲 |
|
|
基本 |
いいえ |
|
Oracle RAC |
インスタンスごとに異なる値を使用可能。 |
READ_ONLYパラメータを使用すると、CDBまたはコンテナ全体を読取り専用モードにする必要なしに、ユーザー・セッションでの書込み操作を禁止できます。このパラメータは、任意のタイプのユーザーによって作成されたセッション(CDB共通ユーザー、アプリケーション共通ユーザー、ローカル・ユーザーなど)で設定できます。このパラメータは、コンテナが読取り/書込みモードでオープンされている場合に、任意のタイプのコンテナ(CDBルート、PDB、アプリケーション・ルート、アプリケーションPDBなど)で有効です。
-
現在のセッションに対して読取り専用モードを有効にするには、
READ_ONLYパラメータをtrueに設定します。セッションにアクティブなトランザクションがある場合、このパラメータをtrueに設定することはできません。 -
現在のセッションに対して読取り専用モードを無効にするには、
READ_ONLYパラメータをfalseに設定します。
ユーザー・セッションのREAD_ONLYパラメータ値は、V$CONTAINER_TOPOLOGY、V$CONTAINERS、V$DATABASEおよびV$PDBSなどのビューに表示されるセッション・コンテナの、OPEN_MODE列の値には影響しません。
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 23ai以降で使用できます。