10.145 V$TRUE_CACHE

V$TRUE_CACHEでは、True Cache構成情報が表示されます。

  • True Cacheでこのビューを問い合せると、そのTrue Cacheが接続されているプライマリ・データベースについて、情報が1行返されます。

  • プライマリ・データベースでこのビューを問い合せると、プライマリ・データベースに接続されているTrue Cacheごとに、情報が1行返されます。

データ型 説明

MY_DG_ID

NUMBER

Data GuardハッシュID

  • True Cacheで問い合せた場合は、そのTrue CacheのData Guard ID

  • プライマリ・データベースで問い合せた場合は、プライマリ・データベースのData Guard ID

REMOTE_DG_ID

NUMBER

リモートData GuardハッシュID

  • True Cacheで問い合せた場合は、プライマリ・データベースのData Guard ID

  • プライマリ・データベースで問い合せた場合は、True CacheのData Guard ID

DEST_ID

NUMBER

ログ・アーカイブ保存先パラメータ識別子

  • True Cacheで問い合せた場合、この列の値は常に0になります。これは、オンラインREDOログ・ブロックが宛先に送信されないためです。

  • プライマリ・データベースで問い合せると、LOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータの対応する宛先ID (n)になります。このパラメータは、True Cacheのネットワーク名を指定して、プライマリ・データベースがオンラインREDOログ・ブロックの送信先を認識できるようにします。

この列は、Data GuardおよびREDO転送サービスに関連する他のビュー(V$ARCHIVE_DESTビューやV$DATAGUARD_STATUSビューなど)内のDEST_ID列と一致します。

TRUE_CACHE_NAME

VARCHAR2(30)

True Cacheの一意のデータベース名(DB_UNIQUE_NAME)

PRIMARY_NAME

VARCHAR2(30)

プライマリ・データベースの一意のデータベース名(DB_UNIQUE_NAME)

STATUS

VARCHAR2(256)

True Cache構成の現在のステータスを説明するテキスト

True Cache構成に問題がある場合、この列には問題に関する情報が表示されます。

True Cache構成に問題がない場合は、この列の値がHEALTHYになります。

REMOTE_VERSION

VARCHAR2(18)

リモート・データベース・バージョン

  • True Cacheで問い合せた場合は、プライマリ・データベースのデータベース・バージョン

  • プライマリ・データベースで問い合せた場合は、True Cacheのデータベース・バージョン

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID

この列の値は必ず0 (CDB$ROOTコンテナ)になります。

ノート:

このビューは、Oracle Database 23ai以降で使用できます。