以前のリリースからのリスナーの自動移行
以前のデータベース・リリースからのリスナーの移行については、この情報を確認します。
システムにOracle Grid Infrastructure 12cリリース2 (12.2)、18c、19cまたは21cのインストールがあり、Oracle Grid Infrastructure 12.2、18c、19c、21cと共存するため、またはOracle Grid Infrastructure 12.2、18c、19c、21cをアップグレードするためにOracle Grid Infrastructure 23aiをインストールした場合、ほとんどのインストール・タイプで既存のリスナーが23ai Oracleホームに自動的に移行されます。移行時に、アップグレード・プロセスによって、IPCキー値の既存のリスナーと同じTCP/IPポートを使用して、デフォルトのOracle Net Listenerが構成および起動されます。
Oracle Clusterwareのアップグレード中、デフォルト・リスナー(LISTENER_nodename
)はOracle Grid Infrastructureホーム(Gridホーム)に移行されます。Oracle Database Configuration Assistantは常にデフォルト・リスナーを使用します。
ノート:
移行時には、移行中のリスナーに登録されているいずれのデータベースにもクライアント・アプリケーションを接続できない場合があります。