Oracle RACインストール用のサーバーのハードウェアとソフトウェアを確認するチェックリスト
このチェックリストを確認して、Oracle RACのハードウェアとソフトウェアの最小要件を満たしていることを確認します。
表1-2 Oracle RACのハードウェアとソフトウェアのレビュー・チェックリスト
チェック | タスク |
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オペレーティング・システムの一般的な要件 |
ご使用のプラットフォーム用の『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド』の説明に従って、サーバーを準備します。 |
カーネル要件と修正スクリプト |
インストール時に、Oracle Universal Installer (OUI)はインストールの最小要件が満たされていない場合を検出し、修正スクリプトと呼ばれるシェル・スクリプトを作成して不完全なシステム構成ステップを完了します。OUIによって不完全な作業が検知されると、修正スクリプト( |
既存のOracleインストールおよび更新プランの確認 |
Oracle RAC 23aiをインストールするには、クラスタにOracle Grid Infrastructure (Oracle ClusterwareおよびOracle ASM) 23aiをインストールする必要があります。Oracle Clusterwareのバージョンは、インストールするOracle RACのバージョン以上である必要があります。 アップグレード前、アップグレード後、互換性および相互運用性に関する最新の更新およびベスト・プラクティスは、My Oracle Supportでサポート・ノート1670757.1を参照してください。 関連項目: Oracle Databaseアップグレード・ガイド Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイド |
各ノードのサーバー・ハードウェア |
サーバーのメンテナンスを簡略化するために、各ノードで同一のサーバー・ハードウェアを使用します。 |
タイムゾーン要件 |
タイムゾーン・ファイルおよびTSTZデータをアップグレードします。 Oracle Database 23aiのインストールの一環として、タイムゾーン・バージョン・ファイル1から12が次のパスにインストールされます:
現在のタイムゾーン・バージョンを引き続き使用するか、または最新バージョンにアップグレードすることができます。最新バージョンのタイムゾーンにサーバーをアップグレードすることをお薦めします。 タイムゾーン・ファイルとTSTZデータをアップグレードする方法の詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください |
構成検証ユーティリティ(CVU)の使用 | インストールを開始する前に、構成検証ユーティリティ(CVU)を使用して、システムでOracle RACをインストールする準備ができていることを確認します。チェックに失敗した場合、手動で、または生成された修正スクリプトを使用して、レポートされたエラーを修正します。エラーを手動で修正するには、システム管理者またはストレージ管理者に問い合せてください。CVUは、Gridホームのbin ディレクトリにあります。
ノート: Oracle Grid Infrastructure 23ai以降、クラスタ検証ユーティリティ(CVU)の名前は構成検証ユーティリティ(CVU)に変更されました。 |
インストールするOracle RACデータベースに既存のデータベースとの互換性があることの確認 |
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プラットフォーム固有のサーバー構成 |
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