Oracleホームの進化
Oracleベース・ホーム、Oracleベース構成およびorabasetabなど、読取り専用Oracleホームの概念について学習します。
- 読取り専用Oracleホームについて
Oracle Database 23aiでは、Oracleホームはデフォルトで読取り/書込みモードで使用可能です。ただし、ソフトウェアのみのOracle Databaseインストールを実行した後で、読取り専用モードでOracleホームを構成できます。 - Oracleベース・ホームについて
読取り専用ORACLE_HOMEと読取り/書込みORACLE_HOMEの両方とも、ユーザー固有のファイル、インスタンス固有のファイルおよびログ・ファイルは、ORACLE_BASE_HOMEという場所にあります。 - Oracleベース構成について
読取り専用のORACLE_HOMEでも読取り/書込みのORACLE_HOMEでも、構成ファイルは、ORACLE_BASE_CONFIGという場所にあります。 - orabasetabについて
orabasetab
ファイルは、$ORACLE_HOME, ORACLE_BASE、ORACLE_BASE_HOMEおよびORACLE_BASE_CONFIGに基づいて基本的なディレクトリを定義するために使用されます。 - 読取り専用Oracleホームでのネットワーク・ファイルの場所
読取り専用Oracleホームでのsqlnet.ora
、tnsnames.ora
、listener.ora
などのネットワーク・ファイルの検索順序と場所について学習します。
親トピック: Oracleホームの構成