5 Oracle RAC用にインストールされた構成の理解
Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)用にインストールされた構成のグループおよび環境設定を理解します。
- Oracle RACに構成された環境の理解
Oracle NETCAおよびOracle DBCAにより、データベースの作成およびOracle Enterprise Managerのデータベース検出に関する要件を満たすように環境が構成されます。 - オペレーティング・システム権限のグループの理解
Oracle DatabaseまたはOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)の管理に必要なシステム権限については、この情報を確認します。 - クラスタ・ノードでのタイムゾーン設定の理解
Oracle RACでは、すべてのクラスタ・ノードのタイムゾーン設定が同じである必要があります。 - Oracle RACのサーバー・パラメータ・ファイルについて
データベース作成時に、Oracle Databaseにより、指定した場所のOracle ASMディスク・グループまたはクラスタ・ファイル・システムにSPFILEが作成されます。 - Oracle RACのORATABの構成について
Oracleでは、oratab
構成ファイルに各Oracle RACデータベースのエントリが作成されます。 - Oracle DBCAを使用して作成したデータベース・コンポーネント
Oracle Database Configuration Assistant (Oracle DBCA)によって作成されたデータベース・コンポーネントについて説明します。 - Oracle RACでのUNDO表領域の管理
Oracle Databaseは、UNDO表領域に、ロールバック情報やUNDO情報を格納します。UNDO表領域を管理するには、自動UNDO管理を使用することをお薦めします。 - 初期化パラメータ・ファイルについて
Oracle Databaseの初期化パラメータの保存には、サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用することをお薦めします。 - Oracle RACデータベース用のOracle Net Services構成
Oracle RACデータベースには、クライアント/サーバー構成を使用するか、または接続プーリングを任意に使用し、1つ以上の中間層を介してアクセスします。 - Oracle Net ServicesおよびOracle RACのパフォーマンス機能
Oracle RACデータベースは、接続時ロード・バランシング機能とフェイルオーバー機能に重要なメリットを提供します。 - Oracle Net Servicesの構成ファイルおよびパラメータ
Oracle RACデータベース用のOracle Net Servicesの構成ファイルおよびパラメータを理解するために、次の情報を確認します。