4.3 空間データのロードおよび検査の推奨手順

データで空間操作を実行する前に、すべてのジオメトリ・データを検査し、検査エラーがあれば修正する必要があります。

空間データをロードおよび検証するための推奨手順は、次のとおりです。

  1. 「バルク・ロード」または「SQLを使用したトランザクション挿入」に示す方法でデータをロードします。
  2. データベースにロードされたすべての空間データに対して、SDO_GEOM.VALIDATE_GEOMETRY_WITH_CONTEXTファンクションまたはSDO_GEOM.VALIDATE_LAYER_WITH_CONTEXTプロシージャを使用します。
  3. 無効な方向や無効なETYPE値またはGTYPE値を持つジオメトリに対して、SDO_MIGRATE.TO_CURRENTを使用してこれらの無効なジオメトリを修正します。
  4. その他の理由で無効になっているジオメトリについては、SDO_UTIL.RECTIFY_GEOMETRYを使用して修正します。

これらのサブプログラムの使用に関する詳細は、リファレンス情報にある使用上のノートを参照してください。