35.57 SDO_UTIL.H3SUM_LIST_TABLES

書式

SDO_UTIL.H3SUM_LIST_TABLES(
  all_h3sum   BOOLEAN DEFAULT FALSE
)RETURN H3SUM_LIST_T PIPELINED;

説明

H3サマリー表のリストをMDSYS.SDO_UTIL.H3SUM_LIST_T型の表として返します。

パラメータ

all_h3sum

H3サマリー表のリスト。

デフォルトでは、現在のユーザー・スキーマの表のみが返されます。このフラグがTRUEの場合、すべてのスキーマの表示可能な表が返されます。

使用上のノート

H3サマリー表は、その表に作成されたH3SUM固有の索引によって識別されます。

このファンクションは、MDSYS.SDO_UTIL.H3SUM_LIST_T型の表を返します。この表の定義は次のとおりです。

TYPE MDSYS.SDO_UTIL.H3SUM_LIST_ROW_T IS RECORD
(
  tsname          VARCHAR2(130),
  sdo_table_name  VARCHAR2(130)
);
TYPE MDSYS.SDO_UTIL.H3SUM_LIST_T IS TABLE OF H3SUM_LIST_ROW_T;

次の例では、ユーザーAスキーマ内のみにあるすべてのH3SUM表(AGG1_H3およびX180_H3)がリストされます。

SQL> select * from SDO_UTIL.H3SUM_LIST_TABLES();
TSNAME    SDO_TABLE_NAME
------ ----------------------
  A           AGG1_H3
  A           X180_H3

次の例では、all_h3sumフラグがTRUEに設定されています。したがって、この例では、ユーザーAスキーマのH3SUM表(AGG1_H3およびX180_H3)とユーザーBスキーマのH3SUM表(WORLD_H3)の両方がリストされます。

SQL> select * from SDO_UTIL.H3SUM_LIST_TABLES('TRUE');
TSNAME     SDO_TABLE_NAME
------  --------------------
  A            AGG1_H3
  A            X180_H3
  B            WORLD_H3