TO_CLOB (bfile|blob)
構文
目的
TO_CLOB (bfile|blob)は、BFILEデータまたはBLOBデータをデータベース文字セットに変換し、CLOB値としてデータを戻します。
csidには、BFILEまたはBLOBデータの文字セットのIDを指定します。BFILEまたはBLOBデータの文字セットがデータベース文字セットの場合、csidに0の値を指定することも、csid自体を省略することもできます。
mime_typeには、このファンクションで戻されるCLOB値に設定されるMIMEタイプを指定します。mime_typeを省略すると、CLOB値にMIMEタイプが設定されません。
関連項目:
このファンクションの文字の戻り値に割り当てる照合を定義する照合導出ルールは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の付録Cを参照してください。
例
次の例では、ID 873の文字セットを使用する、表media_tabのBFILE列の値docuのCLOBを戻します。これにより、結果のCLOBでMIMEタイプがtext/xmlに設定されます。
SELECT TO_CLOB(docu, 873, 'text/xml') FROM media_tab;