JSON型コンストラクタ
目的
JSONデータ型のコンストラクタJSONは、テキストのJSON値(スカラー、オブジェクトまたは配列)を入力として受け取り、その値を解析して、値をJSON型インスタンスとして返します。また、SQL型VECTORのインスタンス、ユーザー定義のPL/SQL型またはSQL集計型を入力にすることもできます。
JSONデータ型コンストラクタJSON
を使用すると、テキストJSON入力(スカラー、オブジェクトまたは配列)を解析して、JSON
型のインスタンスとして返すことができます。
入力値は、IS JSON
テストにパスする必要があります。IS JSON
テストに失敗した入力値は、構文エラーで拒否されます。
重複する入力値をフィルタ処理で除外するには、JSON
コンストラクタを使用する前にテキストJSON入力に対してIS JSON (WITH UNIQUE KEYS)
チェックを実行する必要があります。
前提条件
コンストラクタJSON
は、データベース初期化パラメータcompatible
が20
以上の場合にのみ使用できます。
関連項目:
『JSON開発者ガイド』のJSONデータ型コンストラクタ。
expr
expr
の入力は、VARCHAR2
、CLOB
およびBLOB
型の、構文的に有効なテキスト表現である必要があります。また、リテラルSQL文字列も可能です。SQL NULL
入力値では、SQL NULL
のJSON型インスタンスが生成されます。