新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
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インメモリー列ストアの管理性のサポート
新機能のOracle Database In-Memory Column Store (IM列ストア)を使用すると、分析、データ・ウェアハウスおよびオンライン・トランザクション処理(OLTP)の各アプリケーションのデータベース・パフォーマンスが向上します。
SQL監視レポート、ASHレポートおよびAWRレポートが、様々なインメモリー操作の統計を表示するようになりました。
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SQLモニター・レポートのインメモリー統計: 「時間と待機の統計」パネルの「アクティビティ%」、「計画統計」表の「アクティビティ」列、およびSQLモニター・レポートの「アクティビティ」タブに、インメモリー問合せ処理を実行中にSQLコマンドによって使用されたCPUが表示されます。SQLモニター・レポートで適応計画がサポートされるようになりました。実行計画には、計画の現在のステータスに応じて、「解決中」アイコンまたは「解決済」アイコンが表示されます。「計画統計」タブのドロップダウン・リストには、現在の計画、最終計画および完全計画が表示されます。また、「計画ノート」ボタンをクリックすると、SQL文の実行計画に生成されたノートが表示されます。
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ASHレポートのインメモリー統計: ASHレポートのヘッダー表の「メモリー内領域」列に、インメモリー・プールのサイズが表示されます。「上位のイベント」、「上位SQL」および「時系列のアクティビティ」の各セクションには、様々なインメモリー処理のCPU使用率が表示されます。
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AWRレポートのインメモリー統計: AWRレポートには、「インメモリー・セグメント統計」という新しいセクションが含まれ、そこには様々な属性(スキャン、DBブロック変更、CUの移入、CUの再移入など)に基づいた、インメモリー・セグメントの使用率が表示されます。「時間モデル統計」セクションには、インメモリーCPU使用率に関する統計が、「インスタンス・アクティビティ統計」セクションには、インメモリー・アクティビティに関する統計がそれぞれ表示されます。
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