2 トポロジの編集
トポロジ内のノードおよびエッジは編集できます。編集操作には、ノードとエッジの追加、移動および削除と、エッジの座標の更新が含まれます。
この章では、トポロジ・データを編集する2つの方法について説明し、そのうちの一方の方法(特殊なキャッシュを作成して使用する方法)が、ほとんどの場合にもう一方の方法より適している理由を説明します。また、主な編集操作の実行結果および影響についても説明します。
この章では、主にMDSYS.SDO_TOPO_MAPパッケージに含まれるPL/SQL Application Program Interface (API) (「SDO_TOPO_MAPパッケージ・サブプログラム」を参照)について説明します。ただし、クライアント側のJava APIを使用してトポロジの編集操作を実行することもできます。Java APIの概要は、「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」およびJavadoc生成のドキュメントを参照してください。
トポロジ・データを編集するには、常にPL/SQL APIまたはJava APIを使用します。ノード、エッジまたはフェイスの情報表を直接変更して編集操作を実行しないでください。
- トポロジ・データを編集する方法
トポロジを編集する必要がある場合は、PL/SQL APIまたはJava APIを使用します。いずれの場合も、Oracle Spatialではインメモリー・トポロジ・キャッシュ(具体的にはTopoMapオブジェクト)が使用されます。 - ノードでの操作の実行
このトピックでは、ノードの追加、移動および削除の影響と、PL/SQL APIを使用してこれらの操作を実行する方法について説明します。 - エッジでの操作の実行
このトピックでは、エッジの追加、移動、削除および更新の影響と、PL/SQL APIを使用してこれらの操作を実行する方法について説明します。
親トピック: トポロジ・データ・モデル