4.24 SDO_TOPO_MAP.GET_FACE_BOUNDARY

構文

SDO_TOPO_MAP.GET_FACE_BOUNDARY(     
  topology IN VARCHAR2,      
  topo_map IN VARCHAR2,      
  face_id  IN NUMBER      
  option   IN NUMBER      
) RETURN SDO_NUMBER_ARRAY;

説明

指定されたフェイスの境界を構成するエッジのエッジID番号を示す配列を戻します。

パラメータ

topology

フェイスを含むトポロジの名前またはNULL値(「GET_xxxトポロジ・ファンクションの使用」を参照)を指定します。名前は20文字以下である必要があります。

topo_map

TopoMapオブジェクトの名前またはNULL値(「GET_xxxトポロジ・ファンクションの使用」を参照)を指定します。(TopoMapオブジェクトの詳細は、「TopoMapオブジェクト」を参照してください。)

face_id

フェイスのフェイスID値を指定します。

option

境界を計算するためのオプションを示す数値の1つを指定します。0はスパーを使用しない(つまり二重にトレースされるエッジを使用しない)外部境界リング、1はスパーを使用しない外部リングおよび内部リング、2はスパーを使用した外部リングおよび内部リングを示します。値が2の場合、縮重する可能性はありますが、完全な境界が戻されます。

使用上のノート

topologyまたはtopo_mapパラメータには、有効な名前を指定する必要があります(「GET_xxxトポロジ・ファンクションの使用」を参照)。

このファンクションの動作は、クライアント側のJava APIに含まれるTopoMapクラス(「トポロジ・データ・モデルのJavaインタフェース」を参照)のgetFaceBoundaryメソッドを使用する場合と同じです。

次の例では、フェイスID値が3のフェイスの、スパーを使用しない外部境界リング内のエッジを戻します。戻される配列には、4つのエッジID値が含まれます。(この例では、「トポロジ・データから作成したトポロジ」の定義およびデータを参照しています。)

SELECT SDO_TOPO_MAP.GET_FACE_BOUNDARY(null, 'CITY_DATA_TOPOMAP', 3, 0) FROM DUAL;
 
SDO_TOPO_MAP.GET_FACE_BOUNDARY(NULL,'CITY_DATA_TOPOMAP',3,0)                    
--------------------------------------------------------------------------------
SDO_NUMBER_ARRAY(19, 6, 21, 9)