はじめに
Oracle Database Gateway for WebSphere MQは、WebSphere MQサービスへのアクセスを提供します。 このゲートウェイでは、64ビット・アプリケーションを実行できるシステムが必要です。
対象読者
このガイドは、Oracle Database Gateway for WebSphere MQのインストール、構成または管理を担当するすべてのユーザーを対象としています。 また、メッセージ・キューイング・システムにアクセスするアプリケーション、特にWebSphere MQとその他のOracle以外のメッセージ・キューイング・システムの両方が所有するキューにアクセスする必要がある開発者、およびOracle Advanced Queuing (AQ)が所有するキューを作成する開発者向けです。
次のようなタスクを担当する場合は、このガイドをお読みください:
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ゲートウェイの管理
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ゲートウェイ・セキュリティの設定
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ゲートウェイの使用
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ゲートウェイ・エラーの診断
このガイドを使用する前に、このガイドを使用してゲートウェイをインストール、構成または管理する前に、オペレーティング・システム、Oracle Databaseゲートウェイ、PL/SQL、OracleデータベースおよびWebSphere MQソフトウェアの基礎を理解しておく必要があります。
ドキュメントのアクセシビリティ
オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracleサポート・サービスへのアクセス
サポートをご契約のお客様には、My Oracle Supportを通して電子支援サービスを提供しています。 詳細情報はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoか、聴覚に障害のあるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。
表記規則
このガイドでは次の表記規則を使用します:
規則 | 説明 |
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固定幅フォントは、コマンド、ディレクトリ名、ユーザー名、パス名およびファイル名を示します。 |
italics |
イタリック体は、ファイル名の可変部分を含む変数を示します。 これは、強調およびドキュメントのタイトルにも使用されます。 |
UPPERCASE |
大文字はStructured Query Language (SQL)の予約語、初期化パラメータおよび環境変数を示します。 |
Bold |
太字体は、画面名とフィールドを示します。 |
SQL*Plusプロンプト |
SQL文およびSQL*Plusコマンドの例には、SQL*Plusプロンプト(SQL>)が表示されます。 プロンプトでレスポンスを入力します。 レスポンスにプロンプト"SQL>"のテキストを入力しないでください。 |
コマンド構文
コマンド構文は、monospace
フォントで表示されます。 ドル記号($)、シャープ記号(#)、パーセント記号(%)はUNIXのコマンド・プロンプトです。 これらの記号をコマンドの一部として入力しないでください。 このマニュアルでは、コマンド構文に次の表記規則を使用しています。
規則 | 説明 |
---|---|
バックスラッシュ \ |
バックスラッシュは、UNIXコマンドの行の継続を表す記号です。 コマンド例が1行に入りきらない場合に使用します。 コマンドは、表示どおりにバックスラッシュを付けて入力するか、またはバックスラッシュなしで1行に入力します。 dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s6 of=/dev/rst0 bs=10b \ count=10000 |
中カッコ { } |
中カッコは、必須の入力項目を表します。 .DEFINE {macro1} |
大カッコ [ ] |
大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。 cvtcrt termname [outfile] |
省略記号 ... |
省略記号は、同じ項目を任意の数だけ繰り返すことを表します。 CHKVAL fieldname value1 value2 ... valueN |
italics |
イタリック体は、変数を表します。 変数には値を代入します。 library_name |
縦線 | |
縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。 FILE filesize [K|M] |
関連ドキュメント
関数、パラメータおよびエラー・メッセージに関する重要な情報など、すべてのOracle Databaseゲートウェイに共通する情報については、「Oracle Database異機種間接続ユーザー・ガイド」を参照してください。