9 Oracle Database Freeのアンインストール

データ・ファイルを保存し、Oracle Database Freeソフトウェアおよびデータベースを削除する場合は、アンインストール前に最初にデータをエクスポートします。

注意:

Oracle Database Freeをアンインストールすると、データ・ファイル、データベースおよびソフトウェアを含むすべてのコンポーネントが削除されます。

アンインストール・プロセスを実行すると、Oracle Database Freeがインストールされているディレクトリからすべてのファイルが削除されるため、必要に応じてディレクトリからファイルをバックアップしてからアンインストールします。データベースは、アンインストール後に操作できなくなります。

Oracle Database Freeをアンインストールするには、次のいずれかの方法を使用します。
  • ユーザー・インタフェースを使用したアンインストール
  • サイレント・モードを使用したアンインストール

ノート:

アンインストールの項で説明されているアンインストール手順に従うことをお薦めします。ORACLE_HOME\deinstall\deinstall.batユーティリティを使用してOracle Database Freeをアンインストールした場合は、次のコマンドを実行して、Oracle Database Freeを完全に削除します: msiexec /qn /x {C220B7FD-3095-47FC-A0C0-AE49DE6E320A}

ユーザー・インタフェースを使用したアンインストール

「プログラムの追加と削除」を使用して、Oracle Database Freeをアンインストールします。

  1. Windowsの「コントロール パネル」で、「プログラムの追加と削除」を選択します。

  2. 「Oracle Database 23ai Free」を選択します。

  3. 「アンインストール」をクリックします。

  4. プロンプトに従って、Oracle Database 23ai Freeをアンインストールします。数分後にウィンドウがクローズし、アンインストールが完了します。

別の方法として、次のmsiexecコマンドを使用してアンインストールすることもできます。
msiexec /x {C220B7FD-3095-47FC-A0C0-AE49DE6E320A}

サイレント・モードを使用したアンインストール

ダウンロードしたソフトウェアが使用可能な場合は、setup.exeを使用してOracle Database Freeをアンインストールできます。

たとえば、free_tempというディレクトリにファイルをダウンロードして抽出した場合は、次のコマンドを入力してOracle Database Freeをアンインストールします。
c:\free_temp> setup.exe /s /x /v"/qn /Lv c:\test1.log"
ダウンロードしたソフトウェア(setup.exe)がない場合は、次の方法でアンインストールできます。
msiexec /qn /x {C220B7FD-3095-47FC-A0C0-AE49DE6E320A}

/qn/qbに置き換えると、進捗バーを表示できます。

ノート:

  • サイレント・アンインストールは非同期で実行されます。完了ステータスはlogファイルで確認できます。

  • アンインストールが正常に完了すると、「MSI (s) (8C:C4) [タイムスタンプ]: Windows インストーラーにより製品が削除されました。製品名: Oracle Database23ai Freeリリース、製品バージョン: 23.0.0.0.0、製品の言語: [現在の言語ID]、製造元: Oracle Corporation、削除の成功またはエラーの状態: 0」というメッセージがログ・ファイルに表示されます。