KPIの作成
KPIは、グローバル・ヘッダー、ホーム・ページ、またはスコア・カードから作成できます。
KPIを作成するには、次の手順を使用します。 「KPIの編集」を参照してください。
- KPIエディタの「一般プロパティ」ページで、ビジネス所有者、実際の値およびターゲット値を指定し、値を書込み可能にするかどうか、データ書式を定義し、パフォーマンス・パターンを決定するためにトレンドを有効にするかどうかを指定します。 トレンドを使用すると、スコア・カードで履歴トレンド・チャートを自動的に表示できるため、Oracleではトレンドを有効にすることをお薦めします。 この図は、収益KPIの「一般プロパティ」ページの例を示しています。
トレンドを有効にする場合、時間ディメンションもKPIエディタのディメンション・ページに含める必要があります。 「前と比較」オプションから時間ディメンションを選択した場合は、同じ時間ディメンションをディメンション・ページに追加する必要があります。 「前と比較」オプションから時間階層レベルを選択した場合は、その階層レベルが属する階層をディメンション・ページに追加する必要があります。
KPIをスコア・カードで使用する場合は、ビジネス所有者を割り当てる必要があります。 ビジネス所有者を割り当てずにKPIステータスをオーバーライドすることはできません。 「ステータスの上書きの処理」を参照してください。
- ディメンション・ページで、KPIの実際の値とターゲット値を集計し、ディメンションを固定するかどうかを決定するために使用するディメンション(リージョン別売上や会計四半期別など)を選択します。 大抵のKPIには時間ディメンションを含める必要があります。 例外は、Inventory on HandやCurrent Phone Support Wait Timeなどの現在のスナップショットとして定義される定数やメトリックなどです。 図に、ディメンション・ページの例を示します。 この例では、"Cust Regions"."D50 Region"ディメンションがAMERICASに固定されています。
- 状態ページで、KPI値に基づいて目的の目標を指定します(高値は望ましいなど)。KPI値を評価する範囲を定義してパフォーマンス・ステータスとスコアを決定し、パフォーマンス・レベルを処理に関連付け、KPIにデータが戻されない場合に何をするかを識別し、しきい値をターゲット値のパーセントとして関連付けます。 この図は、状態ページの例を示しています。
- 「関連ドキュメント」ページで、外部リンクまたはビジネス・インテリジェンス・オブジェクトをKPIに追加します。 この図は、KPIエディタの「関連ドキュメント」ページの例を示しています。
- 「カスタム属性」ページで、最大5つのカスタム列を含めます。 各カスタム列は数値に評価される必要があります。 実績、ターゲット、差異および変更式とは異なる関連計算を表示したい場合に、カスタム列を使用すると便利です。 たとえば、一致する期間の売上KPIの横に表示される前年売上のカスタム列を追加できます。 この図は、「カスタム属性」ページの例を示しています。
