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Oracle Emailとデジタル営業の統合

営業チームは、Oracle Emailとの統合を使用して、デジタル営業アプリケーションでEメールを送受信できます。 Eメールは、「担当者」、「アカウント」、「商談」または「リード」作業領域から直接送信できます。

この機能を設定するには、いくつかのステップを実行する必要があります。

  1. Oracle Emailサービスをデジタル営業のメール・サーバーとして設定します。

  2. アクセス・ポイントを登録します。

  3. Eメール・チャネルを構成します。

  4. インバウンドEメールを取得するためのスケジュール済プロセスを設定します。

  5. アウトバウンドEメールに過去の会話を表示ためのプロファイル・オプションを設定します。

デジタル営業のメール・サーバーとしてのOracle Emailサービスの設定

Oracle Emailサービスをデジタル営業のメール・サーバーとして使用するには、次のプロファイル・オプションを設定します。

  1. 「設定と保守」作業領域で、「管理者プロファイル値の管理」タスクを使用します。

    • オファリング: 営業

    • 機能領域: 営業基盤

    • タスク: 管理者プロファイル値の管理

  2. 「管理者プロファイル値の管理」ページで、ORA_ZCA_DS_EMAIL_OPTIONSプロファイル・オプションのサイト値として「Oracle Email」を選択します。

アクセス・ポイントの登録

Eメールが正常に処理されるようにするには、SVC_INBOUND_EMAIL_ADDRESSESプロファイル・オプションにEメール・アドレスをアクセス・ポイントとして登録する必要があります。

  1. 「Eメール構成、登録および検証の管理」に移動します。 「アクセス・ポイント設定」リージョンの「アクセス・ポイント値」には、SVC_INBOUND_EMAIL_ADDRESSESプロファイル・オプションで指定されたEメール・アドレスが表示されます。

  2. Eメール・アドレスで「登録」をクリックして登録します。 サーバーを再起動して、新しく登録したEメール・アドレスがアクティブであることを確認します。 サーバーを再起動するには、Oracleサポートに連絡してください。 Eメール・アドレスを登録解除すると、そのアドレスへのすべてのインバウンドEメールが失われます。

Eメール・チャネルの構成

ユーザーがEメールを送受信できるように、Eメール・チャネルを設定します。

  1. 「通信チャネルの管理」に移動します。

  2. 「サービス・チャネル」ページで、「チャネルの作成」をクリックします。

  3. 「チャネルの作成」ウィンドウで、ストライプ・コードを選択します。

    外部顧客との間でEメールを処理するには、「CRM」を選択します。

  4. 「チャネル・タイプ」に「Eメール」を選択します。

  5. 「目的」に「営業」を選択します。

  6. 会社の営業EメールIDをアカウント名として使用します。 例: sales@mycompanydomain.com

    転送ルールが構成されている場合は、指定した営業EメールIDに送信されるすべてのEメールがOracleインバウンドEメールIDに転送されます。 アウトバウンドEメールが構成されている場合は、指定した営業EメールIDとして、顧客にEメールが送信されます。

  7. 生成されたチャネル・コードが一意であることを確認します。

    チャネル・コードは自動生成され、ある環境から別の環境にチャネルをエクスポートまたはインポートするときに通信チャネルを識別します。

    • 自動生成されたチャネル・コードが一意の場合は、変更しないでそのままにできます。

    • 自動生成されたチャネル・コードが一意でない場合は、コードに一連の文字を追加します。

  8. (オプション)チャネルの組織名など、チャネルに関する情報を示す表示名を入力します。 作成した新しいチャネルはデフォルトでアクティブになります。

  9. 「保存」をクリックします。

この表は、Eメール設定の詳細をまとめたものです。

Eメール

摘要

インバウンドEメール

担当者から受信したEメールを示します。

実装の一環として、会社のEメール・サーバーで転送ルールを設定して、これらのEメールをOracleインバウンドEメールIDにリダイレクトします。 これは、プロビジョニング時にOracleから提供されたEメール・アカウントです。

たとえば、sales@mycompanydomain.comに送信されたすべてのEメールは、処理のためにpod_name.fa.extservice.incoming@pod_name-opcwf.mail.dcsn.oraclecloud.comに転送されます。

SVC_INBOUND_EMAIL_ADDRESSESプロファイル・オプションで指定されたEメールIDのいずれかに営業Eメールを転送します。

アウトバウンドEメール

営業担当が担当者に送信するEメールを示します。

アウトバウンドEメールが外部受信者に正常に配信されるようにするには、ドメインにSender Policy Framework (SPF)ポリシーを設定します。

認証メカニズムとしてドメインにSPFポリシーを設定します。 SPFポリシーを設定する厳密な方法は、ドメイン・プロバイダによって異なります。 例: v=spf1 include:spf_c.oraclecloud.com ~all

Eメールを取得するためのスケジュール済プロセスの設定

定期的にEメールを取得するには、スケジュール済プロセスを設定します。

  1. 「ナビゲータ」メニューから「スケジュール済プロセス」オプションを選択します。

  2. 「スケジュール済プロセス」画面で、「新規プロセスのスケジュール」をクリックします。

  3. 「新規プロセスのスケジュール」ダイアログ・ボックスで、「タイプ」「ジョブ」を選択します。

  4. 「名前」ドロップダウン・リストから「インバウンドEメール・メッセージの取得」オプションを検索して選択します。

  5. 「OK」をクリックします。

    「プロセス詳細」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  6. 「拡張」をクリックします。

  7. 「スケジュール」タブの「実行」オプションで、スケジュールの使用オプションを選択します。

  8. 「頻度」を選択し、開始日を指定します。

  9. 「発行」をクリックします。

アウトバウンドEメールに過去の会話を表示するためのプロファイル・オプションの設定

営業チームがEメール・スレッドで過去の会話を確認できるようにするには、「管理者プロファイル値の管理」タスクで次のプロファイル・オプションを構成します。

プロファイル・オプション

摘要

SVC_EMAIL_ENABLE_PAST_CONVERSATIONS

過去の会話を表示するためのプロファイル・オプションです。

デフォルトでは「いいえ」に設定されています。過去の会話を有効にするには、値を「はい」に変更します。

SVC_EMAIL_NO_OF_PAST_CONVERSATIONS

このプロファイル・オプションは、Eメール・スレッドに含める過去の会話の数を設定します。

デフォルト値は、1です。 1から10までの値を指定できます。

値を0に設定すると、過去の会話は含まれません。 10より大きい値を設定すると、最大10件の会話のみが表示されます。

ORA_SVC_EMAIL_PAST_CONVERSATION_SHOW_MSG_TYPES

過去の会話にメッセージ・タイプを含めるためのプロファイル・オプションです。

デフォルト値は「Y」です。

メッセージ・タイプは、ユーザーのロケールに基づいて翻訳されます。 デフォルト言語はローカル言語とは異なる場合があります。 たとえば、ユーザー・ロケールが日本語で、デフォルト言語が中国語の場合は、すべてが中国語に翻訳されますが、メッセージ・タイプのみが日本語で表示されます。