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追加識別子データのインポート

インポート管理を使用して、追加識別子レコードを作成または更新できます。

追加識別子レコードをインポートするには、次のタスクを実行します:

  1. ソース・データをOracle Applications Cloudオブジェクト属性にマップします。

  2. インポート用のソース・カンマ区切り値(CSV)ファイルを作成します。

  3. インポート・アクティビティを作成します。

  4. インポート結果をレビューします。

ソース・データのオブジェクト属性へのマップ方法

追加識別子データをOracle Applications Cloudにインポートするには、.csvファイルにソース・データを移入し、そのソース・データをOracle Applications Cloudのターゲット・オブジェクト属性にマップする必要があります。

データ・インポート用のCSVファイルを作成する前に、次の手順を実行する必要があります。

  • ソース・データ属性がOracle Applications Cloudのターゲット・オブジェクト属性にマップする方法を確認します。

  • 前提条件の設定が実行されていることを確認します(該当する場合)。

  • レコードを一意に識別するためのオプションを理解します。

  • 子レコードをインポートする前に、親レコードが存在することを確認します。

  • 正常にインポートするためにCSVファイルに必要なターゲット・オブジェクト属性を識別します。

開始する前に

インポートを開始する前に、いくつかの基本チェックを行う必要があります。 たとえば、次のことを確認してください。

  • ソース・データの各属性のインポートの前提条件がすべて完了している。

  • 子レコードをインポートする前に、すべての親レコードを配置しておく。

レコードに対する一意の識別子の選択

Oracle Applications Cloudにデータをインポートするには、インポート・プロセスがレコードを一意に識別するための特定の属性がCSVファイルに含まれている必要があります。 ファイル・インポート・プロセスは、属性値を使用して、ソース・データをOracle Applications Cloudのターゲット・オブジェクト属性に自動的にマップします。

オブジェクト・レコードを一意に識別するための推奨オプションは、次のとおりです。

  • 内部ID: Oracle Applications Cloudにすでに存在するレコードを識別する場合は、レコードの内部IDを使用できます。属性名に「id」が含まれるシステム生成の一意識別子属性は、通常、内部IDです。 このオプションは、追加識別子を更新する場合にのみ使用します。 レコードの内部IDは、Oracle Applications Cloudオブジェクト・データをエクスポートするか、トランザクション・データベース問合せを実行することで確認できます。 通常、内部IDを使用すると、パフォーマンスが向上し、インポート期間が短縮されます。 追加識別子オブジェクトの場合、属性はPartyIdentifierIDおよびPartyIDです。

  • 公開一意識別子: 新しいレコードを作成する場合は、わかりやすい公開一意識別子を指定できます(属性は番号で示され、通常はビジネス・オブジェクトのUIに表示されます)。 以前に番号属性を指定したレコード、または番号属性がオブジェクトのUIに表示されるレコードを更新する場合は、番号属性を使用してレコードを識別できます。 追加識別子オブジェクトの場合、属性はPartyNumberです。

追加識別子オブジェクトの必須属性および検証

Oracle Applications Cloudにデータを正常にインポートするには、CSVファイルに必須属性が含まれている必要があります。 属性に有効な値が指定されていることを確認します。 次の表に、新規追加識別子レコードのインポートに必要な属性、追加識別子レコードの更新に必要な属性、属性の前提条件設定タスク、および追加識別子インポートの特定の検証(ある場合)を示します:

属性

摘要

前提条件の設定タスクやインポート検証

追加識別子レコードの作成

既存の追加識別子レコードの更新

PartySourceSystem

追加識別子が属するパーティ(アカウント、担当者、世帯または法的エンティティ)のソース・システムを表すコード

前のバッチでパーティをインポートしたときに使用されたソース・システム・コードを識別するか、この追加識別子と同じバッチでパーティをインポートするときに使用するソース・システム・コードを識別します。

条件付きで必要

既存のパーティを識別するための参照情報を指定します。 この参照情報として次のものが可能です。

  • PartyId (内部ID)

  • 組織プロファイルのインポート時に指定されるPartySourceSystemおよびPartySourceSystemReference (ソース・システム・コードおよびソース・システム参照値)

  • パーティ番号(組織プロファイルの公開一意識別子)

不要

PartySourceSystemReferenceValue

追加識別子が属するパーティ(アカウント、担当者、世帯または法的エンティティ)のソース・システムの一意のIDを表す参照番号またはテキスト。

前のバッチでパーティをインポートしたときに使用されたソース・システムの参照値を識別するか、この追加識別子と同じバッチでパーティをインポートするときに使用するソース・システム参照を識別します。

条件付きで必要

既存のパーティを識別するための参照情報を指定します。 この参照情報として次のものが可能です。

  • PartyId (内部ID)

  • 組織プロファイルのインポート時に指定されるPartySourceSystemおよびPartySourceSystemReference(source system code and source system reference values)

  • パーティ番号(組織プロファイルの公開一意識別子)

不要

PartyIdentifierID

パーティの追加識別子の一意識別子

検証なし

不要

必須

StatusCode

追加識別子のステータス

不要

作成時のデフォルトはYです。

不要

既存のアクティブな追加名レコードを非アクティブ化するには、値をNとして指定します。

PartyIdentifierType

追加識別子インポートのタイプ

識別子タイプが存在する必要があります。 追加名タイプの管理タスクを使用して、追加タイプを管理できます。

必須

不要

PartyIdentifierValue

識別子タイプにインポートされる値

必須フィールド

必須

不要

PartyNumber

追加識別子が関連付けられているパーティ・レコードの公開一意識別子。

パーティ番号が存在する必要があります。

条件付きで必要

既存のパーティを識別するための参照情報を指定します。 この参照情報として次のものが可能です。

  • PartyId (内部ID)

  • 組織プロファイルのインポート時に指定されるPartySourceSystemおよびPartySourceSystemReference (ソース・システム・コードおよびソース・システム参照値)

  • パーティ番号(組織プロファイルの公開一意識別子)

不要

PartyID

追加識別子が関連付けられているパーティ・レコードの主キーとしての一意識別子。

アカウント、担当者などの関連パーティ・オブジェクトをエクスポートして、パーティID値を識別します。

条件付きで必要

既存のパーティを識別するための参照情報を指定します。 この参照情報として次のものが可能です。

  • PartyId (内部ID)

  • 組織プロファイルのインポート時に指定されるPartySourceSystemおよびPartySourceSystemReference (ソース・システム・コードおよびソース・システム参照値)

  • パーティ番号(組織プロファイルの公開一意識別子)

不要

SourceSystem

追加識別子が関連付けられているアカウント、担当者または世帯の外部ソース・システムの名前。

ソース・システムが存在する必要があります。

ソース・システムは、ソース・システムの管理タスクから管理できます。

オプション

データのソースがサード・パーティまたは外部システムである場合で、かつ、同じシステムから以前にインポートしたレコードに更新をインポートする場合は、元のソース・システムの値とソース・システム参照値を指定します。

不要

SourceSystemReferenceValue

元のソース・システムの識別子を指定します。

ソース・システムとソース・システム参照値の組合せは一意である必要があります。

オプション

データのソースがサード・パーティまたは外部システムである場合で、かつ、同じシステムから以前にインポートしたレコードに更新をインポートする場合は、元のソース・システムの値とソース・システム参照値を指定します。

不要

インポート管理フローの「インポート・オブジェクトの管理」ページで、追加識別子オブジェクトおよび属性を表示できます。 タイプ、長さ、説明などの属性情報をこのページで確認できます。

ソースCSVファイルの作成

Sales and Fusion ServiceにインポートするデータをソースCSVファイルに含めます。

「インポート・オブジェクト」UIページで使用可能なテンプレートを使用して、ソースCSVファイルを作成できます。 テンプレートをダウンロードするには:

  1. 「ナビゲータ」「ツール」「インポート管理」「インポート・オブジェクト」に移動します。

  2. 表内の「追加識別子」オブジェクトを選択し、「ダウンロード」をクリックします。

これで、ダウンロードされたファイルを編集し、必要な属性に有効な値を指定できます。

ノート: CSVファイルへの移入に関するヘルプおよび値の入力に関する問題を回避するには、「関連項目」の「ExcelでCSVファイルを開く際の潜在的な問題」のトピックを参照してください。

インポート・アクティビティの作成

CSVファイルの準備が完了したら、インポート・アクティビティを作成して情報をインポートします。 インポート・アクティビティを作成するには:

  1. 「ナビゲータ」「ツール」「インポート管理」「インポート・キュー」に移動します。

  2. 「インポートの管理」ページで「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。

  3. 「インポート・オプションの入力」ページで、インポート・アクティビティの名前を指定し、「オブジェクト」ドロップダウン・リストから「追加識別子」を選択します。

  4. 「ファイル名」フィールドでCSVファイルを選択し、「次」をクリックします。

  5. ソース属性とターゲット属性が「フィールドのマップ」ページに自動的にマップされます。 必要に応じてマッピングをレビューおよび編集します。

  6. 「データの検証」をクリックして、マップされていない列、またはデータ形式の問題があるかどうかについてファイルを確認します。 「次」をクリックします。

  7. 「レビューおよび発行」ページでインポート詳細をレビューし、準備ができたら「発行」をクリックします。

インポート結果のレビュー

「インポートの管理」ページでインポートが成功したかどうかを確認します。 このページには、すべてのアクティブなインポート、完了したインポートおよび失敗したインポートのステータスが表示されます。 インポート・アクティビティのステータスをチェックするには:

  1. 「ナビゲータ」「ツール」「インポート管理」「インポート・キュー」に移動します。

  2. 「すべてのインポート」をクリックし、以前に作成したインポート・アクティビティを検索します。

  3. インポート・アクティビティの「ステータス」列をチェックします。 ステータスが「完了」と表示された場合、インポートは成功です。 インポート・アクティビティをドリルダウンして、インポート・アクティビティのステータス詳細を示す「インポート・ステータス」ページに移動できます。