カスタム・パスワード・ポリシーの構成
シングル・サインオン(SSO)構成により、ユーザーは複雑なパスワードを使用することを強制されます。 しかし、ユーザーによっては、最小桁数や文字の使用が強制されない、より単純なパスワードを使用することを希望する場合があります。 セキュリティ・コンソールを使用して、そのようなユーザーのカスタム・パスワード・ポリシーを作成できます。
パスワード・ポリシーはユーザー・カテゴリにリンクされているため、特定のユーザー・カテゴリのカスタム・パスワード・ポリシーを定義できます。 ポリシーは、そのユーザー・カテゴリ内のすべてのユーザーに自動的に適用されます。 ただし、カスタム・パスワード・ポリシーを作成する条件はいくつかあります。 SSOパスワードを使用するユーザーは、組織がSSOパスワード・ポリシーを設定するため、カスタム・パスワードを使用できません。 デフォルトの「単純」、「複雑」および「非常に複雑」というパスワードの複雑性オプションを使用してカスタム・パスワード・ポリシーを作成することはできません。 「カスタム」オプションを使用し、セキュリティ要件に基づいて値を設定する必要があります。
- セキュリティ・コンソールで、「ユーザー・カテゴリ」をクリックします。
- カスタム・パスワード・ポリシーを作成するユーザー・カテゴリを選択します。
- をクリックします。
- 「パスワードの複雑性」ドロップダウン・リストで「カスタム」を選択します。
- 必要に応じて、すべてのパスワード・パラメータの値を入力します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
選択したユーザー・カテゴリに既存のユーザーを追加すると、パスワードをリセットしたときにカスタム・パスワード・ポリシーが適用されます。 カスタム・パスワードをさらに作成する場合は、カスタム・パスワードごとにユーザー・カテゴリを作成する必要があります。