パートナ担当者の管理の概要
パートナ担当者は、パートナ会社内の担当者です。 パートナ担当者は、1つのパートナ組織のみのメンバーになることができます。 チャネル・アカウント・マネージャは、パートナ担当者の作成と管理を行うことができます。
パートナおよびチャネル・マネージャは、「パートナ担当者」ページの「お気に入りに追加」アイコンを使用して、お気に入りのパートナ担当者をマークできます。
パートナ担当者のタイプ
3種類またはレベルの異なるパートナ担当者があり、それぞれのタイプが営業機能へのアクセスを提供します。 次の表に、パートナ担当者、パートナ・リソース、パートナ・ユーザーなどのパートナ担当者の各タイプとレベルを示します。
パートナ担当者のタイプ | 摘要 |
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パートナ担当者 |
パートナ担当者は、パートナ組織のために働く人物です。 チャネル管理者は、営業担当が直接販売環境でアカウント担当者を使用するのと同じ方法で、パートナ担当者を使用できます。 たとえば、チャネル管理者は、パートナ組織内のそれぞれの人物を特定し、どのような方法で連絡するかを把握する必要があります。 アカウント担当者とパートナ担当者の違いは、アカウント担当者は販売組織の販売相手の人物であり、パートナ担当者は販売組織の販売協力者であることです。 |
パートナ・リソース | パートナが販売プロセスに参加するときに、チャネル・マネージャはパートナ組織のパートナ担当者にロールを割り当て、それらのパートナ担当者をパートナ・リソースに変換できます。 パートナ・リソースは、アカウントや商談などの営業オブジェクト・チームに割り当てられるため、チャネル・マネージャは、パートナ組織内のリソースが取り組み中の案件をより正確に追跡できます。 チャネル・マネージャはパートナ・リソースのマネージャを選択することもできます。 |
パートナ・ユーザー |
パートナ組織がチャネル組織のOracle営業アプリケーションを使用してアカウントや商談などの営業オブジェクトを管理することに同意する場合、チャネル・マネージャはそのパートナ組織のパートナ・リソースのユーザー・アカウントを作成できます。 チャネル・マネージャがパートナ・リソースのユーザー・アカウントを作成すると、パートナ・リソースはパートナ・ユーザーになります。 パートナ・ユーザーには、チャネル組織の営業アプリケーションにサイン・インして商談を処理したり、自分のアカウントを単独またはチャネル組織の販売組織とともに管理できるなど、より多くの権限があります。 |
担当者へのロールの割当
チャネル・アカウント・マネージャは、担当者にロールを割り当て、必要に応じて担当者のユーザー・アカウントをプロビジョニングすることで、パートナ担当者をリソースとして有効にできます。 担当者にロールを割り当てるには、「パートナ担当者の編集」ページで「ユーザー詳細の管理」リンクをクリックします。
パートナ・アカウントの作成時にプライマリ担当者が作成された場合、プライマリ担当者にはパートナ管理者ロールが自動的に割り当てられています。 このロールは、必要に応じて変更できます。
パートナ・アカウントがプライマリ担当者なしで作成された場合は、後でいつでもプライマリ担当者を追加し、その時点でロールを割り当てることができます。 パートナ・アカウントは、「アクティブなパートナに必要なパートナ担当者」プロファイル・オプション(ZPM_PARTNER_CONTACT_MANDATORY)が「いいえ」に設定されている場合にのみ、プライマリ担当者なしで作成できます。
既存アカウント担当者のパートナ担当者としての追加
チャネル・アカウント・マネージャは既存のアカウント担当者をパートナ担当者としてパートナに追加できるため、同じ担当者に対して複数のレコードを作成する必要はありません。 アカウント担当者をパートナ担当者として追加するには、パートナもアカウントである必要があります。
チャネル・アカウント・マネージャがユーザー・アカウントを持つパートナ担当者を削除すると、そのユーザー・アカウントは無効になるため、パートナ担当者はパートナ・ポータルにサイン・インできなくなります。